思うところあって...銀の

 

 

テーマ? - 2009年01月02日(金)

あけましておめでとうございます。

妊婦な私は早くも臨月です。
もういつ生まれてもおかしくないようです。
でも、もうちょっと赤ちゃんが大きくなるまで
おなかにいてくれた方がいいようなので、
しばしゆっくりしておいてもらえたらな、
と思っているところです。

さてさて、去年のテーマは“動く”でした。
動きましたよ実際。
大阪から千葉に引っ越したし、仕事探して、
働いて、妊娠判明して辞めて…
いろいろあったなぁ。

大阪時代の最後の方に始めた専門紙のライター
という仕事が面白くて、東京でも同業のアルバイトに
就きましたが、一ヶ月も経たないうちに妊娠している
ことが分かりました。
子供を授かったのはほんっっとうに嬉しかったのですが、
仕事が面白くて仕方なくなり出した時期だったので、
正直「今か…」と戸惑いました。
徹夜で原稿を書くことがあったので、続けるのは無理だし。
でも未練もある。。

みたいな。


でも、切迫流産を経験し、おなかの赤ちゃんの命の危険を
感じた時、そんな未練はふっとびました。
こんなに大切なものは他にない。絶対に会いたいし、
今もうすでにおなかの中で生きてるし、
絶対に生きていてほしい。
と強く強く思って涙が止まりませんでした。

切迫流産の危機は脱したものの、その後も、
つわり、尾てい骨痛、低置胎盤、切迫早産…
など、次々に大小様々な体のトラブルに襲われて、
やっぱり厄年ってこういうもの?と思ったものでした。

テーマは“動く”だけど、身体はまったく動けず
自宅でじっと過ごす日々。
でも心はびっくりするくらい動いていました。
毎日、心配したり喜んだり泣けてきたり、
ものすごく敏感でものすごく野生に近い日々でした。

感情はゆらゆらして不安定。けれど、迷いはありません。
「このまま症状が改善しなければ、
 母子ともに危ないかもよ?」
というトラブルに見舞われた時も、初めて本格的に
“お産には死のリスクもあるのだ”ということを
実感して手のひらがひんやりしましたが、
それでも芯は落ち着いていて気持ちはブレませんでした。
ただただ赤ちゃんが無事であるようにと祈っていました。

それは今も変わりません。
何が一番大切かを何度も何度も確認した1年でした。
そして、きっとそれが今の私にとって一番必要なこと
だったんだろうと思っています。


今年はなんだろうな?
テーマとか全く思いつかない…。

赤ちゃんが無事に生まれて、
健やかに育ってくれたらいいな、って思うだけです。
あと、自分と大好きな人たちが健康でありますように。

それだけですね。



...




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