ハラグロ日誌
書人*ちる

   

  




ごめんよ、クウ
2003年10月09日(木)
クウは完全に家猫化していて、1日中猫ベッドの下の段で丸くなっているのが常の姿。(他の3匹の猫たちはそれぞれ自分のテリトリーがあるらしく、1日に2、3回は違った方向に家から飛び出していって、2時間くらいは戻ってこない。家の中でもねこえ達は必ず首を家具などにこすりつけながら(=マーキング)移動するけれど、クウはそういう行動を取らないのが不思議。)
それは理由にはならないのだけれど、クウが怪我をしている事に全然気づいてやれず、顔がぱんぱんに腫れるまで、ほったらかしにしていた事をモウレツに反省中です。原因は兄弟ゲンカ?か、のら猫が家に入ってきてケンカ?だと思うのですが、全然その事にも気づいていませんでした。
ぱんぱんに腫れたほっぺたを見て「虫歯だろうか・・・」とクウをだっこして毛をかき分けてみたら、乾いた赤黒い傷口が数カ所ありました。
慌てて母に車で迎えに来てもらって、動物病院へ。車に乗って、ふと「あ!今日って木曜日!」「休診日だったような気がする・・・」慌てていたので、電話番号も控えてきていなくて、ドキドキしながら病院に着くと、休診日だったのですが、院長先生とスタッフの方がいらして、診ていただける事になりました。
傷を確かめてから、傷まわりの毛を剃って、麻酔注射。傷口にチョン、とメスで穴を開けると、中からドロドロに濁った黄色い膿がビュー!っと噴出しました。膿みを受ける先生の両手では間に合わないくらい多量の膿みと血液が出てしまうと、クウの顔の大きさは腫れていた時の半分くらいに。「良かった。これは放っておくと膿みが爆発して、顔に大きな穴が開いてタイヘンな事になっていたよ。」との事で、なんでもっと早くに気づいてやれなかったのか・・・となんともやるせない気持ちになりました。ともあれ、またも休診日に親切に診てくださった先生に救っていただけて、感謝、感謝です。
猫は、自分が怪我をしていても隠そうとするものだし、やはり人間がいつも気にしてよく様子をみていないと、なかなかその変化に気づかなかったり、気づいたのが遅かった・・・という今回みたいな事になってしまいます。本当に「情けない飼い主でごめん!!」とクウに申し訳ない気持ちでいっぱいです。









設計*しゑ(繊細恋愛詩)
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