++ Wasabia ♧ japonica ++

平凡で退屈な日常の中にこそ、目を向けたい一瞬がある。
大事なことは、いつもその中にしかないのだから。

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◆ 2005年03月11日(金)
自立と言う名の虚構 2
彼との結婚は私がほぼ家出同然で、彼の家に転がり込むことで始まった。



私の家庭は、父と母と兄と4人家族だ。

父と母はいつも仲が悪く、私が高校の3年が終わろうという時に
父親が出て行くことで現在にも続く両親の長い別居生活が始まった。

兄は遠い九州の大学の寮に入っていて大阪には居なかった。
その時の1年が一番私の辛い時期だったかもしれない。
父が出て行くとき、私をどちらが引取るかで揉めていたのが辛かった。

今思えば、二人の言いたい本当の主張が理解できるけども
まだ高校生だった私には二人のいい争いが、
私を引取りたくないという言い争いに聞こえたのだ。

女の子は母親が引取るのがいい。という父親。
責任を放棄するつもりなのか。と詰め寄る母親。

私の意見を聞いて決めるという段階に話が及びそうになった気配を感じ取った私は、
たまらずそのまま家を飛び出し、家出を図った。

最終的にどういう話あいで決着がついたのかは家出中だった私は知らない。
母親に引取られた私は、「いらない娘」として自分の価値を見出せないまま、
ずっと母親とは対立したまま、今でもあまり良い親子関係ではない。

反発したままの私をどう扱って良いのか、母もわからなかったのだろう。
その後、殺伐とした3年を母と二人暮らしで過ごすことになる。

母は男が居た。
私の扱いに悩みながらも、私よりも男の方に関心が向かっていることを
私は察していた。家に遅くまで帰宅しない母。
私は邪魔な存在、不要な存在。どこかに消えちまえばいい。
そんな風に思われているのだろうと、そんな考えにますます固執していったのだ。

一緒に食事をしたくないので私はいつもアルバイトで溜めた金で過ごしていた。
食料を買い、服を買い、必要なものをアルバイトで溜めた金でやり繰りしてた。
洗濯物も掃除も何もかも私は自分でやっていた。

私は自立したかった。さっさと家を捨てたかった。
家族に嫌気がさしていた。



そんな時、夫に出会ったのだ。



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家庭内別居中と前の日記で書いたけど案の定、ダンさん風邪をひいてしまいました。
その風邪ががきんちょにうつって、2日も仕事を休むハメに。

久しぶりに病院に行きましたが、なんですかね、
9時に受付して診察したのは昼の1時でっせ。
そっからインフルエンザの検査で1時間。
家に帰宅できたの2時半。

親子でぐったりですわ。
昔はこういうの毎月やっていたのだから、本当体力使ってたよ、マジで。

IT化進んでいるという時代なのに、こういう待ち時間なんとかなりませんかねぇ。
風邪菌がウヨウヨしている院内に半日も居たら、病気じゃない私まで病気になっちまうわ。
例えば受付とかネットで出来るようにしてくれて、リアルタイムに順番が載ってくれていると、
自分の番になりそうになったら病院に行って待つ。
待っている患者数が待合に少ないだけでも病院で働く人たちにも、患者さんたちにも
うつされたりする危険が減ってメリット高いとか思うんですけど。

携帯がこんだけ普及しているというのに、そういうの導入する病院ないんですか。
病院の建物ばっかり綺麗にしてもしょうがない。





しかし、家族中風邪引きさんで一手に看病している私にはうつらんのが不思議。
やっぱり気が張っているからでしょうか。
きっと、二人が復帰した後にどかんときそうです。
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