しるし
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2006年07月22日(土) 力不足

よく思うこと。
人は自分の中に相反する性質をもってる。例えば、のんびり←→せっかち。「自分はのんびりした性格だ」と思っていても、必ず同じくらいの強さで「せっかち」な部分が隠れてる。
人に限らず物事もそうだけど、たくさんの対角線が重なって円になって存在してるような、そういうイメージがある。
だから、矛盾は当たり前のことなんだと。そんな風に過ごしてきた。

私は人に主張できるような意見をもっていないみたいだ。仕事なら別だけど、プライベートで語り合えるのは趣味のことくらいで、人生についてとか結婚についてとかそういう深めな話題をふられると、ありきたりなセリフや、相手の意見を自分なりに解釈して肯定するだけ。

この間新しくできた友達との会話もそうで、友達は申し訳なさそうにしながら語りまくってくれて私は楽しかったのだけど、自分の話題を持っていなくてこっちこそ申し訳ないみたいな。かなり凹んだな。

だもんで、言えるのは飲んでる時の愚痴。愚痴だって解っててこぼしてるから、相手には黙って肯定してほしいのだけど、愚痴を言える相手に限って生真面目に反論修正してくれちゃったりする。愚痴を言うこと自体自分にとっては後ろめたいんで(でも聞いてほしいんで)、逆にストレスになることもある。悩みじゃないんだ、ただの愚痴なんだ〜!

その時の感情で生きている感じはする。長いものには巻かれる。長すぎてがんじがらめにされちゃうようなのには寄ってかないし。
自分の認識できる範囲で、相手に嫌われるかもしれない突っ込んだ言葉なんかは出てこない。きっと自分のことが後ろめたいあまりに言えない。自分のことが可愛いあまりに沈黙。だから、自分のことダメな人だとは思ってても嫌いだと思ったことはあまりない。あっても人生で1,2回。つまんない人だなとはよく思うけど。

人の意見はその人の真実で、私にとってはめずらしく、時に貴重なものだ。たぶん相手側にとっても同じことがいえるのだろうから、できれば人生についてとか結婚についてとか強く主張してみたい。だけど、たぶん興味が無いんだよね。自分の考えをまとめて自分の言葉で相手に理解を求めるってことに。ある意味自己完結しちゃってる。ぶつかっていけるほど欲しい相手もいない。
これって結局ただの不精なんだろうね。だから言葉がうまくなくても一生懸命語れる人って、スゴイなぁと思う。

だから私はもてないんだろーなー…。わがままだし。若い女の子にはオヤジだし。
ちゃんと好きな人がほしい。諦めてないよ。


ヒガ |MAIL

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