スカビオサ。
いつか消える私から私へ。
私が恐れながら愛していた全ての色へ。
嘘と私を込めて。

2010年05月17日(月) 正直な気持ち。

ほんとはね、何もしたくないんだ。
ただゆるりと、生かされていたいだけなんだ。

ほんとはね、高い地位がほしいんだ。
誰よりも努力して、みんなに誇りに思ってほしいんだ。
そこに自分の確固たる意志はない。



ずっと、大切なのは自分の気持ちだとおもってきた。
周りにどう思われようと、
自分の意志というのが崇高なもので、同時に当たり前にあたしを動かすものだって。

なのにいつの間にか人の目にどう映るかが2番目に大切なものになっていて
1番は、いかに苦しい思いをしないかになっていた。




生きたいんじゃなくて、生かされたいと
誰も信じないのに誰かに寄生しなきゃ生きたくないと
こんな女を殺したくなる。
でも死にたくはないという醜い抵抗。

終われば、解放されるのだろうか。
終われば、その悦びさえ感じられないというのに。


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遠莉。 [MAIL]

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