浪奴社員の呟く
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慎重に積み上げてきたんやけどな、何度も確かめながら少しずつ作り上げてきたんやけどな、これであっさり瓦解してしまったな。やっぱり違うやん、何も変らんやん、結局それやん。なら、もうえぇわ。ワシももう一度やり直せるなんて思ってない。
視線が違うんよ、そんなんで分かり合えるも繋がりあえるもどれ一つとっても胡散臭い言葉でしかない。思考が遠いんよ、幸せも優しさも愛もどれ一つとっても双璧の遥かなるに触れるしかない。もうアカン、もうムリや。ワシに残された言葉なんぞ、やっぱりこれしかないんか。。
何も変らず、何も変えられず、ワシが受け入れられるもワシを受け入れてもらうも、あの頃と何が変った?見上げてみれば一人で螺旋巻き上げてただけやないか。
ワシが示した矢先にこんなんでは、やっぱムリなんやろうな。で、また戻ってきてしまったな。
希望?幸福?それもあの顔を見れば核心に偽善の道化が潜んでいることなんぞ、当然の報いでしかない。それを求めて安息?永住?バカにすんな!いまは『一人で生きること』のほうに、現実を覚えざる得ない。やからな、もう一度頼ることにするわ。これまでのワシを活かしてくれたように、微かな望みを語るんやったら先延ばしにしてでもな。
「やからオンナは嫌いやねん。」
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