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27日(日)
高円寺ALONE企画LIVE
「転ぶんか叫ぶんか 2020」にて
歌ってきました。

今年最後のLIVE
良い状態で締めくくることが出来ました。
今年はLIVEの調子が特に夏場以降よかったです。
やるたびに今年一番のLIVEが更新出来ていたように思えます。

これからも
この1年でつかんだ感触をキープしていき
新曲を作っていき
新しい自分に会っていきたいと思っています。

つかんだ感触とは
一言では言えませんが
パッと思い浮かんだ言葉を挙れば
「音楽の力」
ではないでしょうか。

この1年のあらゆる局面で
どれだけ自分は音楽に救われたかわかりません。

安心してLIVEが出来る空間を確保してくれている高円寺ALONE。
こんな状況にもかかわらずLIVE会場に足を運んでくれるお客さん達。
LIVEが成り立つのに、その会場に集まる「気」というのが
コロナ前とは全く異なることに気づいていました。

そして
その「気」に答えたい、そんな気持ちが芽生えていました。

僕自身も日常で色んなことがあり
体力や精神的に弱っている状況があり
LIVE当日、朝起きて
こんな状況でLIVEが出来るのかと思う時が何度かありました。
そんな時「生きる」方向に自分を向かわせてくれたのは
LIVEであり「本気」で歌うことでした。

でも
この1年
特に後半
9月頃から

僕は
お酒を飲むと
すぐ記憶を無くすようになっていました。

そんなに飲んでいないのに
すぐに酔いが回り、記憶がなくなり
証言によると
足がふらつき、倒れることも。

でも
自分自身、心当たりはあります。
無意識といいいつつどこかで
酔っ払って、記憶をなくしたい衝動が
体の隅に1ミリくらいの大きさであった気がしてならないのです。

それは、全くハッピーなことではないですし
その極めつけが、一昨日のLIVEの帰りにもおきました。

打ち上げの記憶も、もちろんないですし
どうやって帰ってきたのかも覚えていません。
電車の中で寝ころんで
地元の西国分寺の駅の改札を出たところで
ヘベレケにになって寝っ転がっていたようです。

LIVE、気合い入れて挑んで
LIVE、終わってヘベレケになって記憶をなくす。
これでは
ただだの「やりっぱなし」です。
そんな男の歌にどれほどの価値があるのでしょう。
消えて無くなるだけです。

「終わり良ければ全て良し」と言いますが
その逆で
「終わりが最悪なら全て最悪」

今年一年やってきたこと
全て最悪になりました。

結果
調子に乗り
記憶を無くすまで飲んでいたことだけが
残りました。

このままでは終われません。

出直してきます。


2020年12月29日(火)

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