2011年08月04日(木) プロフェッショナル公私混同。 |
新宿で行われた病院合同就職説明会に参加。これは看護学生向けの就活ガイダンスで、今日は白衣を脱ぎスーツを着てパンフレットを持ち病院に興味がありそうな、または私が興味を持ちそうな看護学生に声を掛けて病院のブースに誘い込むという不純な説明会。私は看護の技術よりも口が上手いのでこういうイベントには必ず白羽の矢が立つ。しかし公私混同しないように必ず女性スタッフが付くので真面目にガイダンスせざるをえない。 このような就活ガイダンスで大切なのはインパクトただ一つであって、職場の特徴や待遇なんて今の時代ネットで調べたら十分情報収集できる。看護学生は、ネットで調べることのできない何かを求めてこの説明会にやってくるのだ。キミはここで待っていたまえ。あそこの二人組をブースに誘ってみせるからと人事部の女性を置いてちょこちょこと学生に歩み寄り、ちょこちょこと喋ってアハハなんて笑ってじゃあこっちでなんつってブースに連れてきてしっかり説明を行う。これぞプロフェッショナル公私混同。 「私、すでにここに就職してますけど、ヨシミさんの話を聞いたらまたここに就職したくなりました」説明会終了後、人事部の女性は映画の感想を述べるように少し興奮して話す。プロフェッショナル公私混同。私は人と話す仕事をしていて、それにちょっぴり疲れると誰とも話さず物を書く仕事をしている。 |
翌日 / 目次 / 先日 |