Spilt Pieces
2007年05月12日(土)  ことば
自分の書いたことばを読み返すと、
時々…というよりしばしば、
初めて見たような気になるから不思議だ。


発すると、過去になる。
表現した瞬間、自分の中から出て行ってしまうから。
同じことばは、二度と書けない。
データが消えてしまったら、自分でさえも思い出せないだろう。


それだけの思いがないのだろう、
むしろ、
思ったことを思ったときに
ゆるゆると綴っているだけだから。


心の底から吐くことばなど、
表出した自分自身も忘れられないことばなど、
執着できることばなど、
きっと、
一生のうちに一つあれば多すぎるくらい。


そうして今日も、綴る。
思ったままに、
思ったことを、
ただ徒然と。
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