Spilt Pieces
2007年07月27日(金)  選挙
現在、7/29。
でも一回アップしてしまって書く場所がなかったので、27日に記入。


今選挙速報を見ていた。
毎回思うのだが、出口調査をやめてほしい。
別に数時間の違いじゃないか。
全体で捉えて、一票を蔑ろにするような行為だと思う。
投票〆切30分前に投票へ行っていなかったことを思い出した人は、きっと行く気にならないだろう。
だってその頃、各メディアでは出口調査の結果を基にして、どのようなコメントを出そうか検討しているだろうから。
単に出すか出さないかだけだ、という主張もあるだろう。
関係者(特に候補者や政党からしてみれば)にとっては、早く結果を知りたい、というのもあるだろう。
それでも、出口調査はやめてほしい。
開票率1%での当選確実なんて、聞きたくない。
非常に不愉快だ。
人件費と時間の無駄だし、聞かれるのも嫌だし、早々の結果も聞きたくない。
イギリスでは、最後の一票が開かれるまでは、一切報道はしないのだと聞いた(人づてに聞いただけなので、政治に詳しくない私にとっては本当かどうかは正直分からないが)。
そうであればいいのに。
日本人は、おとなしすぎる。
色々と、いい意味でも、悪い意味でも。


それにしても。
選挙のとき「だけ」見られる、あのパフォーマンスは一体何なんだろう。
土下座してみたり、歌ってみたり、神頼みしてみたり。
「お願いだから当選させて!神様仏様!」という雰囲気が、あほらしい。
どうせ選挙のときしかそんなことしないくせに。
自分にしっかりとした考えがあって、きちんと仕事をしようなんて人が、選挙に通るために闇雲に土下座なんかするんだろうか。
神様に祈って通るような、そんな偶然でいいんだろうか。
有権者に頼み込んで通るような、そんなお情け的なのでいいんだろうか。
「この国をこう変えたい!変えてみせる!だから信じて仕事をさせてくれ!」という気迫のある人ならいいのだけれど。
選挙は、単なる入り口。
通るための選挙なんて、意味がない。
勉強をしない大学生みたい。
…あ、ちょっと自分の胸が痛いような。


税金は、どんどん上がっていく。
累進課税って言葉よかったなあなんて、別に消えたわけでもないのに、妙に懐かしく感じる。
「うまくいったもん勝ち」という風潮は、人がたくさんいすぎるからなんだろうか。
隣の人が見えないから?
守るものが、自分の他にないから?
でも、昔は、人口はやっぱり自分が一生かかっても会えないくらいいたわけだけど、今ほどひどくなかった気がする。
実力のある人が認められなかった時代も長かっただろうから、今の時代でよかったと思う人も当然多いに違いない。
正直、会社勤めをしていて、全く仕事をしない人が同じくらいの給料(もしくは自分よりもいい給料)をもらっているのは、いい気持ちはしない。
だからといって、全てを仕事に比例させてしまっていいとも思えない。
難しい。
難しいはずなのに、世の中では、結構いいかげんにあれやこれやと決まってしまっている。
変なの。
気に入らないのに、どうやって変えたらいいかが分からない。


というわけで、不満ぶちぶち言いながらも、投票にだけは行ってきましたよ。
ふー、今日はもうテレビやめて、明日の朝開票結果見ようっと。
さて、部屋の片付けするぞ。
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