風にふわりと 〜こころのすきま〜


分節される世界


モノは先人から学んだようにしか
わたしは見られないと
今日授業でならったんだ
嬰児の瞳に映る混沌が
分節されてゆく過程を想像した

君の横顔見つめていた
きれいだ と改めて思った
わたしはこわくて鏡が見られない
君の瞳に映るわたしは
一体どんなイメージだろう
混沌としていなければいいと思う
せめて君の瞳の中では
周りの景色から浮かびあがっていたい

君がわたしに笑顔を向けた
つられて周りの世界も明るくなる
これも先人から学んだ
効果なのだろうかと思う
ひとつのうつくしいモノから
得られる 相乗効果

嬰児の瞳に映る混沌が
分節されてゆく過程を想像した
君がわたしの混沌を分節する過程と
少し似ていると思った
悪くないものだと感じた



2003年09月11日(木)



++ past

index

will ++


Akira
home
メール


My追加