18日に、名古屋で上原ひろみのコンサートを聴きました。 この人はすごい!
これほど若くしてこれほどに完成度の高いピアニストが 出てきてしまったとは。すでに巨匠たちのジャズのイディオムを 十分すぎるほど吸収しています。そして、自分の言葉で 話しています。複雑な変拍子で不協和音を激しくたたかれると、 私もすっかり陶酔して、変な声を出してしまいます。 一方、バラードで切々とした語りでも、貫禄を感じさせます。 会場に居合わた80代の祖父母に捧げられた Green Tea Farmでは泣きました。
ひろみは、コンサート会場の場で、生命力を発散させていました。 そう、ピアノを弾くために生きてるのだといわんばかりに。 私は、それなりに耳の肥えたジャズファンだと自認してますが、 ひろみは本当に天才と言っていいでしょう。 本当にうらやましい才能です。自分もあんなにピアノが弾けたなら・・ これからどうなるのでしょうか!? 目が離せません。
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