蛇腹食堂
書人*なび太

   

  




童よ 遊べ
2004年02月01日(日)
ふと窓の外を眺める

冬空に雲二つ

眼下を童が二人 駆けてゆく

転がるような足音と共に

笑い声が窓の下を通り抜けてゆく

それを追う悲しげな呼びかけ

「待ってよぉ 待ってよぉ」

前を走る童が早いのか

後を追う童が遅いのか

自然と笑みがこぼれる



よく目を凝らすと

前の子が何かを手に駆けてゆく



もしやアレは あの白い布は



パンツ…?




冬の澄み切った空気の中を

後を追う童のプリチーな生尻が

揺れながら遠のいていった

少年よ 強く在れ 優しく在れ




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設計*しゑ(繊細恋愛詩)
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