ユニットバスを新築住宅に納める工事を、最近ぼちぼちとはじめております。 リフォームと違って、最初からスペースは確保されているし、ちゃんと図面は大工さんや設備やさんの所にある筈だし(無くてもカタログを見ればすぐに解るようになってます)、下見なんてしなくても大丈夫だろう♪ と思っていた事前の予想は裏切られることのほうが多いのは、どうしてなんでしょう。 カタログにも展開図面にも、FLから土間コンクリートまでの深さが450って書いてあるのに、下見に行くと500あるじゃん、なんて事態は普通です。 お湯水が立ち上がってなかったり、立ち上がってる場所が違ってたり、頼む、ちゃんと図面を見てくれっと叫びたい。私は叫びたい。 私だって設備屋のはしくれとして仕事をしていた事があるけど、ちゃんと図面を見て確認して事前に配管したよ? 確かにメーカーさんによって、図面がものすごい不親切な所はあるけどさ(それが今回のウチの取引先だったりする罠)、でも解んなきゃ聞けよ。電話して確認しろよ。それがあんたたちの仕事だろうっ……てか、監督〜つか設計士でも親方でもいいよ〜ちゃんと現場見てよー。 ……と、愚痴を言いたくなる私の気持ち、間違ってはいないと思いたいこの頃です。 そして今日、またしても、すごい現場にあたってしまいました。 1.25坪のユニットバスを入れる新築住宅(木造)。 仕様書を見ると「三枚引き戸」になっております。 で、現場を見ると。 引き戸が入るはずの場所に柱が立っております。 私「あの、ここは三枚引き戸になるはずなんですが……」 大工「え? そうなの? 聞いてないけど何、何かまずいの?」 私「……ここに柱があると、引き戸入りませんけど」 大工「あー、そりゃそうだわ。で、どうすんの?」 私「(私に聞くなっ!) それは、お施主さんと相談して頂いて、開き戸に変更して頂くとか」 大工「うーん。でも三枚引き戸になってんでしょ。いいよ、その柱抜いちゃうよ」 私「……は?」 大工「その柱抜いちゃえば、入るんでしょ、引き戸」 横から出てきた手伝いの大工さん「えっ。抜いちゃうのっ。この上、(屋根の梁を受ける)束になってるけど」 大工 「大丈夫だって。少しずらして隣に違うの入れとけば」 私「………(三枚引き戸だから、外壁方向ぎりぎりまで柱は入らんっ)その辺りは、設計士さんとでも相談して頂いて」 大工「OK OK じゃあ、そう言うことで抜いとくから。当日は宜しく」 いやうん、柱の一本くらい抜いても大丈夫だろうって言いたいところだけどさ。 一応新築なんだし、四寸角の立派な柱だしっ。 もちょっと格好だけでも、設計士さんに確認するとか何かあっても良いんじゃないでしょうか。 私は知らんっ。多分大丈夫だろうけど、何が起こっても知らんからなっ(T◇T)
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