ユバル ユンプレッサ

2005年11月14日(月)
この胸の中のもやもやはいったい

何故だか業務に集中できない。
何故だか気持ちが落ち着かない。

どうした事か。
よりによってすぐに資料をまとめあげなければならないと言うのに…。

そう、俺は今、猛烈に腹が減っている、減っているのだ。

マイッタ、こればっかしはどうにもならない。
手元のお茶はもう飲み干した。
自販機まで買いに行く余裕はない。

そっと机の引き出しを開ける。
そこには先輩からもらったスニッカーズがあった。

食いたい…。
ただそれだけが頭を駆け巡る。


だがそこには大きな問題があった。。。
その問題はただ一つ。

このチョコとキャラメルの固まり食ったら、確実に太る。
そして確実に口の中がべったべたになり、(;´Д`)ぅゎーってなる。

それだけは避けたい。
最初の方は比較的すごく避けたい。

一口だけなら…そんな考えが頭を過る。
いやいかん、こんな甘い誘惑に負けるわけにはいかん!

唾を飲んで、引き出しを閉めた。

・・・。

うーむ!腹減ったー!

もうダメ、もういい、太ったって口がぅゎーってなったってもういいっ。

おもむろに机の引き出しを開け、スニッカーズを手にする。
ぅし食ったるゎー
スニッカーズを手に取り、握った瞬間…‥

ブニューン。。。

スニッカーズの袋が、だらしなく曲がる。
明らかに中でデロデロに溶けている。
そう言えば、長時間常温保存で、しかも机の上には高温になる実験機材が。

食べようか食べまいか迷った挙げ句、丸めたアルミホイル噛み締める思いで『よし食べよう!』と決めたのに・・・。

でもなんか、そのやる気のないスニッカーズの姿を見て、お腹が空いたあのモヤモヤした気持ちがどっか行ってしまった。

やるじゃんかスニッカーズ。


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