ディリー?闇鍋アラカルト
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2005年07月10日(日) |
十五でねえやは嫁にゆき |
十五でねえやは嫁にゆき・・・という歌詞を憶えているだろうか? これは「赤とんぼ」の歌詞だ。「夕焼け小焼けの赤とんぼ負われて見たのはいつの日か」が一番の歌詞だ。この歌が出来た頃(大正10年)では十五で嫁というのは珍しくなかったのだと思う。今日では日本国の法律でも結婚は認められない歳であるけれど・・・ 僕の中に、今の子供たちは不当に子ども扱いされ過ぎているのではないかという思いがある。小学・中学・高校と勉強だけしていればそれでいいような風潮で、社会や人間の何が学べるというのだろう。教科書と講義とテストで水泳が学べないように、実際に働いたり交際したり遊んだりという体験が無いならば学べない事は沢山ある。そういう知恵が社会で生きて行くための力になるのだと思う。 ニートと呼ばれる人たちは不当に子供たちを子ども扱いにする人たちの鏡なのだと思う。 中森明菜の「少女A」は不当に子ども扱いされる風潮への苛立ちを表現しているようにも思える。凡俗のおとなたちが考えているよりも子供たちの中にある衝動はおとなを目指しているのだ。愛も性も自分の生活の中で体験しないならどうして豊かなおとなに成れるというのか!おとなたちが不当に子ども扱いするなら、自分自身でその殻を抜け出さないなら未熟なおとなに成るしかない。 「・・・・・・特別じゃない どこにもいる 私少女A」 どこにもいる殻から抜け出そうとする人に、エール!
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