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2012年01月18日(水)
140字小説に関する複雑な感情

今の私の活動場所は主にTwitterなので、単発の激情発露は主に
140字小説と呼ばれるものでやってしまうのですが
これは言ってしまえば逃げだなあというのが心に引っかかっています。

短いからこそ余韻を残しやすく雰囲気のあるものになりやすいですし、
「こういうものが書きたい」というシーンを前後の脈絡なく切り取って整えられるので、
いわばそこにたどり着くまでのお話の流れを作成する険しい道のりに対峙することから逃げて
一番おいしいところだけ食い散らかしているのだろうなあという気持ちがぬぐえません。
まあそれが気になるならやらなきゃいいんですが。

所詮激情の発露ですし、書いている間は字数制限のある詩のようなものだなあと
昔を思い出して表現を削って磨く楽しさも覚えますし
仲良くしてくださっている方々が私の書いたもので
同じ激情に付き合って下さるのは大変に有難い事なのですが

たぶん、これじゃ上手くならない。

きちんと激情を肚の底に残して、宥めてすかしてそこにたどり着くまでの道のりを共にしなくては
私のものになってくれないんですよねえ。
それでなくとも他人の褌で相撲を取っている二次創作だと言うのに。
オナニーばっかり練習したってセックス上手くならないのと一緒だ。

と言うような事を考えながら今日も仲間内に向けて140字を垂れ流している私。
でも、やる。うん。ちゃんと書く。