ジャンボジェットができるまで |
2004年01月17日(土) |
サイエンスチャンネルというケーブルテレビ向けの科学番組を視聴できるサイトがあるを知った。こんな素晴らしい番組を無料(しかもそれなりの高画質)で見ることができるなんて。社会科見学モノが好きなのでしばらくははまりそう。 早速、一番人気でもある「ボーイング777のできるまで」をじっくりと見る。 以下、面白かったところなど。
■胴体の外板は薄いところで2mm以下 センチではなくてミリメートル!最初聞き違いかと思ったけれど、本当に薄いらしい。軽量化もここまでくるとすごい。
■部品の調達は世界中 部品といっても鉄板やネジではない。胴体などの大きなパーツを世界各地の工場や会社から調達している。ボーイングとその関連会社が(近場で)全て賄っているのかと思っていた。パーツを運ぶのにも高度な技術が必要だというのは面白い。部品の到着が早すぎても邪魔になるとのこと。
■ドアの組み立て 頻繁に開け閉めがあるので丈夫に作らなければいけない反面、扱いやすさ要求される。複雑なので機械化は難しいとはいえ、正確さが要求される箇所ほど意外にも手作業で組み立てられている。
■エンジンが止まったら? エンジンが2基とも止まってしまった場合にはプロペラによる風力発電で緊急着陸までの動力を確保する。飛べる状態であれば電気を生み出せるわけだからうまくできている。
■その他 ユーザである航空会社の意見を取り入れ、過酷なテストを何度も繰り返す。何の仕事でもポイントは同じだね・・・とちょっと現実に戻される。見終わって、以前から行きたいとは思っていたボーイング社の工場見学にますます行きたくなった。
ところで、今の家のPC環境だと動画を長時間見るのはかなり疲れる。普通にテレビを見るのと違って、ラックに乗った画面に向かうためには椅子に座ってきっちりと見ないとならない。理想としては行儀悪いけど寝転がりながらぼーっと見られるようにしたい。やっぱり引っ越そうかなあ。
|
|
|