最近 とみに若かった頃のことが思い出されて そういえば、学生の頃の 卒論担当教授のⅠ教授のことが ことさら思われる、、氏は著作も多数なので卒業後も 書店で本の背に名前を見つければ 購入し読んできた
さらに、先月ロンドンに行ったことも 氏を思い起こさせる一端となったようだ Ⅰ教授のゼミのほかの数名と一月ほど英国にステイした それは今でも愉しい思い出だ
わたしはあえて米文学の作家を卒論に選んだのだが 今、思えばわたしのへそ曲がりな性格からかも知れないと思う 当時もアメリカが好きではなかったのに・・
2003年に高校生だった娘とロンドンへ行き ケンブリッジより北のボストン夫人のマナーを尋ねた 子息の奥さんが管理している 夫人の手になるキルトが何枚もベッドにかけられ それを一枚ずつ見せてもらった どれも見事なものだ 老齢になってもなお針を放さなかったのだ
以後、ボストン夫人とターシャ・テューダーのように 老いても 針を持って暮らしてゆきたいというのが目標になった・・・
学窓を離れ、就職し、結婚し、子を育て、、その間 苦労もせず ただぼんやりと過ごしている・・ 折に触れてはI教授と卒論のことを思い出す
何かつながっているかもしれないと、いえなくも無い しかし、そうと断言できるだけのものはほとんど無い
数日前 古本サイトで3冊 Ⅰ教授の本を買う 氏と書いたが教授は女性だ
できるものなら、尋ねてみたいものだと思う いや、、恨みはない、、ゆえに刃物はもたないが、、
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