自立日記
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2007年03月30日(金) デートに誘った結果は…(2)

(つづきです)
もう帰ったころだろうと見はからってTEL。
かからず留守電になる。
ん〜〜。
気づいたら折り返してくれるかなと思いつつ帰る。

かかって来ないけど、気づいたときには着信履歴があった。
2分くらい後にTELがあったよ。留守電もあった。
「どうしたんですか?道に迷ったんですか?」なんて。思いがけず優しい声。

直ぐに掛けたら出てくれた。
「実は迷ってさ〜」なんてフザケた後に、肝心の用件を言う。
「空いてる日があれば行きたいから教えてほしい」って。

Tさんは、うーん……と何か言いにくい様子。黙って聞いてみる。
嫌な予感。
もう少し押した方がいいのか?

ちょっと引いてみた。
ねお「ごめんね……(俺はデートの対象ではないのか……)」
T「いや、えーと……」
ねお「うーん、じゃあまた誘うんで……」
T「うーん……」
ねお「桜が散るから来週末くらいには行きたいな〜」
T「うーん……」

その後、こういう意味のことを言われました。
「自分にはお付き合いしている人がいるので、花見に行っても……」
その後はよく聞こえなかった。楽しめないとか、気持ちに答えられないとか、そういう意味だったと思う。
多少は、俺の気持ちをわかってくれていたかもしれない。

「そっか……」
俺は何度かそっか……を繰り返した。3〜4回も繰り返したかもしれない。

ねお「いやぁ、Tさん、ぜんぜんオトコッ気がなかったからさ……ごめんね。」
(気にしていないことをアピールしてしまったかも)

T「食事ならまたしたいです」
T「ねおさん、面白いし、頼りにしてますし……」
(フォローのつもりかな……気を使わせてしまった。頼りにしてるってのは仕事のことですね。面白いってのは対象にならないって意味かよ……)

ねお「……うんじゃあまた食事は誘うかもしれないけど……」
T「はい」
ねお「じゃ(今日は遅くなったけど)明日はちゃんと朝来てくださいね」
T「はい!」

……その後トボトボと、9時過ぎには帰った。
職場の人だったこともあって、俺はちゃんと順序を踏んだつもりだった。
それは結果的に、ダメージをそれほど負わずに済んだかもしれない。
どうも煮え切らない……
俺は彼女の、以下のような信号を察知して、イケルと踏んでアタックしたつもりだった。

・俺のあげたガシャポンを、机にずっと飾ってくれている。
・携帯番号をすんなり教えてくれた。確認のTELまでして。
・焼肉に誘った。
・同じシフトでは食事してくれる。今日は4回目。
・女同士で旅行したことなどを言っていた。マルキリ男っ気なし。

ただ、俺でなくてもみんなに仲良く愛想がいい子なんだよね……。
彼氏が居るってのは、方便かもしれない。
問いただしてもよいけど、更に凹みそうだ。
仲のよいお友達ってことで続けることは、なんとかできるかもしれない。

俺は彼女の仕事ぶりや、知的さに惹かれたんだ。
ルックスはそれほど俺好みってわけでなかったから、立ち直れるかもしれない。

それにしても、彼氏の存在を、一言も言ってなかった。
女って、何を考えてるかわかんない。そういう恐ろしさがある反面、
俺は俺で、相手に断られないように立ち回っていたのかなって思う。

こうやって振り返ると、告白せずにデートに誘うのって卑怯だと思う。
まそれは職場だから、関係を壊さないようにしたっていうことにするか。

相談に乗ったりする関係に移行できればあるいは……
もしくは、女友達を紹介してもらうよう、切り替えるか。それもどうかと思うが。

俺ももう結婚したいんだよ。32歳だかんな。
いい女はみんな売り切れているんだな。


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