……これで進展しただろうか。
彼女の立場から考えてみる。
彼女のことを、Nさんと呼ぶことにする。
俺が好きだということは、多少なりとも伝わっただろうか。

俺が見る限り、男と一緒に帰るというのは、見たことない。
それをしたわけだから多少意識してくれてるのではないか。
また、俺は秋葉までの道中、かなりハイテンションで
嬉しいよ〜という表情だったはず。
それが伝わっただろうか。

また一緒にこうして秋葉まで来たいと言った。
はいと答えてくれた。
彼女は素直に感じたことを言ってくれただけかもしれない。
彼女は誰とでも仲がいいし、
俺もあまり期待しないように気をつける。
期待を裏切られたときに傷つくのは御免だ。
期待するから傷つくのだ。
……だけど秋葉の日は、自分でも驚くほどウキウキしてしまった。

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これからは未来の話。
週末にはデートをしたい。それまでに申し込みたい。

週末には彼女を含め、カラオケの予定だけど、
メンバーが揃わなかったときは来ないかもしれない。
となれば翌日誘ってもよいかも……

カラオケに来れるとしたら、早めにデートに誘ってからカラオケに参加するか。
う〜〜ん。いや、今の段階でそこまで大袈裟にしたくないかな。
カラオケは純粋に楽しむことにしよう。
彼女の横に座れるかが問題だけど……

座れなかったとしても、カラオケの日に何かアクションをしたい。
お開き後のメールでもよいかもしれない。

デートを申し込むには、やはり２人きりにならなくてはいけない。
展開によっては気持ちを伝えなくてはならない。
駅まで一緒に帰ろうと誘うのがよいかな……

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