いつもあまり個人的(内面的)なことには触れないのですが、忘年会のついでに書いてみます。
この秋、若手のうち入社後ある一定年数を経た社員は強制的に異動となる制度が発令されました。社内リソースの流動化と活性化を目的としていて、現在の職務を続けたいという社員以外は原則として来春の異動対象となります。異動機会の少ない会社なので、対象社員にとってはある意味旨味のある話と言えるでしょう。(但し異動先の希望は出せるものの、恐らく希望は集中するのでそれ程期待はできません。)私はちょうどその対象に該当しています。
普段なら新しい環境は厭わない性格なのでむしろ喜んで移るのですが、今回は多少事情が違っています。現在所属している部署が社内でも有数の"できる人"がいて、その人たちについて勉強しているような自分としては恵まれていると感じている立場なのです。居心地や愛着といった感情的なこと以外に今の環境だからこそ身につけられる技術、知識、経験はまだまだあって、仕事が大変な時期はあっても不満はほとんどありません。とは言え、この機会を逃がしたら外を見る機会を逸するかもしれません。ここを離れるべきか否か。転職に比べたらたいした迷いではないのですが、社内事情が分かっているだけに入社時の配属希望以上の悩みどころです。
嫌な条件からの択一ではないので気は楽なのですが、今後のスキルアップを考えると年明けの面接まで考える日々が続きそうです。他愛のない話をしながらもいろいろ思うことのある忘年会でした。
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