雑記
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やっと映画館に行けた〜。もともとT・カポーティ好きだし、フィリップ・S・ホフマンの受賞も話題なので、見てみたいと思っていたのです。
私の中ではカポーティは少年のような容姿の人だったのだけど、あれは若い頃限定だったのかしら…?などという雑念が浮かびながらドスコイなフィリップSホフマンを見てた。見事なオネエぶりでした。
いい本を書くために犯人に気持ちを入れすぎてしまったカポーティ、犯人達の死刑執行にも同行してたんだね。話を聞くうちに彼らに情が移るも、刑が執行されない限り本が完成しないというジレンマ。「冷血」の内容含めての話かと思ってたけど、あくまで本のリサーチをしていたカポーティが中心。 でも映画だけだと、カポーティのペリーの心理に対する異様な執着・入れ込みよう?はあまり感じないのじゃないんだろうか。母の愛に恵まれなかったって共通点だけだと弱くい気がする。そこらへんは小説に頼っているというか、小説が大前提の映画なのかなあと。あと個人的にはペリーがあんなにハンサムじゃなくてもいいかと思った。全体的なトーンは好きです。
今週は疲れた・・・残業続きだったの。 でも土日には鈴鹿に行って来たから、その思い出に浸り何とか乗り切った!
私は97年からF1を好きになったので、ちょうど10回目のF1で、初めての鈴鹿。 コースの周りを歩き回って本当にクタクタだったけど、いい思い出になりました。 来年のF1は富士スピードウェイらしいけど、いつかまた鈴鹿に行きたいです。
でもレースの結果は・・・残念を通り越して呆然でした。 サーキットはホンダファンも多かったけど、やっぱり全体には ミハエルに勝って欲しい!という雰囲気が漂っており、 だのに・・・。ただただ絶句。
何だかねぇ、ミハエルの引退発表があってから、 この10年間をよく振り返っているのだけど、 やっぱり私にとってはF1=シューマッハーで。 最近ヤルノに浮気気味だったけど、やっぱりシューマッハーは別次元だった。 ミハエルの結果によっては夜も眠れないくらいなこともあったし!? 私の中で一番忘れられないミハエルは、 フェラーリで念願の総合優勝したことでもなく、 シルバーストーンで足をケガをしたことでもなく、 いつか雨のスパでデビクルとぶつかったあの事件かな・・・。 あの時の衝撃はきっと忘れないな!私もウブだったね!
最初で最後のミハエルの走り・・・ 結果はどうあれ、見れてこれで悔いはなしです。
今家族の間でナンプレが大フィーバー中。 実家に帰って女家族が集まると同じ問題を一斉に解く・・・(^^;)
谷川俊太郎の本をめくっていたら、
「自分は20代で音楽に淫することを律していた―」
という言葉にあたり、おぉ!と軽い衝撃を受ける。 最近私も薄々感じていたんですが、 うまい言葉が見つからなかった。 さすが言葉を扱うプロだ・・・ そうそう、音楽に必要以上に依存するのは、 音楽に淫することなのかもしれないな
通勤時にもずーっとiPod聴いて、 家帰ったらずっと何かしら曲流して、 楽しい時はノリノリな曲、 むしゃくしゃしたらハードロック、 落ち込んだらゆったりした曲をむしょうに聴きたくなる 正直、最大の趣味なのだ。が、・・・
考えてみると音楽に没頭してる時、私は思考が停止しているんだよなあ だから軽い落ち込みなら音楽で癒されるけど、 本気で悩んでる時は音楽大好きな私でも全く音楽を受け付けなくなる。 (例外もあるけど)
物を考えるクセをつけなくちゃーと思っているので、 音楽を聴くことを意識的にもう少しセイブしよう・・・と 日ごろから考えていたはいたんだが、やっぱり難しくて; せめてイヤホンで聴く時間は減らそうと努力中。 スピーカーで聞くのはオッケイ、自分で演奏するのは全然オッケイということにして ちょっと頑張ってみようっと。
何だか最近悩むのが趣味みたいになってきた・・・ 甘いもの食べたりちょっと前向きに考えたりしていったん復活して、 翌日会社から帰ることにはまたドーンと落ちているという・・・。
何だかな、自分が自分を今まで過大評価してきたような気がしてしまい。 あぁ、私よりもっと大変な状況で明るく頑張ってる人がいるというのに!! ささいなことでもがいてる私・・・暗いナァ。。。
こんな時はモーツァルトでもかけて、アルファ派ビシバシカモン!!
そして決めた。 行きたいと思ったらとりあえず行ってしまおう。 気になったものは何でもCHECKしちゃおう。 考えこむ前に動いてみるべし。 お金ないけど〜、でもいいのさ。早く週末になって下さい。
2006年09月17日(日) |
Talented Mr.Ripley |
日本GPはツアーのキャンセル待ち・・・で望み薄。 シューの最期が見たいよー!
この前BSで久々にリプリーを見たら、 ピーターの素敵さに改めて気づかされ。 想われてるトムがうらやましい〜〜(^^;) 優しくてソフィスティケイトされててオマケにハンサムでさ〜。 (私の好きなピアニストPiotr Anderszewskiにちょっと似ているの) あんな人が本当に身近にいてほしい・・・。 あ・・・でもゲイか・・・。
にしても、この映画は見た当時から思いいれが強くて、 時々思い出したように見返すんですがその度に見入ってしまいます。 イタリアの美しい景色も、アメリカ人達の気ままでゴージャスな生活も、 お洋服も音楽も、そして何といってもリプリーを演じる マット・デイモンの名演(迷演?)に胸が詰まる・・・!!
F1Racingの右の方に投票ボタンが。 とうとう日曜に発表だあ。 今はヤルノが一番と思ってたけど、やっぱり私のF1好きのルーツはシューマッハなんだと思い知らされ。ここ何日か、引退するのか否か、考えると涙が出てくるくらい動揺してしまっている。
好きだからこそ去り際は綺麗であってほしいとも思うけど、 でも今はまだそこまで割り切れないの・・・。 とにかくいなくなってほしくないというのが本音です。
2006年08月30日(水) |
ハチャトゥリヤンさん・オペレッタ狸御殿 |
BSの「クラシック倶楽部」で、ハチャトゥリヤンさんのリサイタルが放映されていた。何だか少年隊のニッキにそっくりになってて、クルクルパーマがますますかわいいなあ…。カパって取り外しできそうなボリュウムである。お姉さんのピアノで、シューマン&フランクのヴァイオリンソナタを演奏。吸い付くような音色にしばし聞き入り・・・。
午後から横浜に出来たベイクォーターに行ってら、ものすごい混雑! あまりの人ごみに、きびすを返してソゴウに戻った。 夏休みも終わり間近とは言え、平日なのに〜?
・オペレッタ狸御殿
色んな意味で予想外な・・・。 豪華絢爛なミュージカル時代劇みたいなものを予想していたところ、 見事に覆され。
由紀さおり&平幹二朗がラップ、 古典芸能を彷彿させる喋り&動き、 美空ひばりがCGで蘇り、 背景は絵orバリCGor明らかにスタジオ、 狸姫が倒れるシーンも、笑っていいのかあの動き。
CGも本物っぱくない「いかにも」なCGでしたが、わざとなんだろうか。 日本的な世界=平面的な世界ということなのかねえ。
タダのミュージカルには収まりきらないサプライズな演出でしたが。 正直、私は最後のほう本当に眠くなってしまってダメだったー。 あえてやってるんだとは理解しても、 どうもチープな印象がぬぐえず…。
燃えるゴミを二回連続出しそびれ(収集日は月・金のみ)、 台所のゴミ箱がすんごいことになっていた。
書くのもおぞましい状態。。。
あ〜〜〜早く金曜日になって〜〜(T_T)
「嫌われ松子の一生」を観て来た。 神奈川ではもう一館しかやってなく、しかもその映画館も 学習塾とかが入ってる超地元ビルっぽいところで分かりづらかったー。 そしてメガネをかけて見た為か、鑑賞後ものすごい頭痛が・・・。
松子の人生は不幸の連続!と言われてたけれども、見てるうちに そこまで特別な人生じゃないような気がしてきて。 なんだか身近に感じてしまった。私とか私の周り女性でも ちょっとしたきっかけで起こりうる人生だよ。 小さい頃、晩年の松子みたいな風貌のオバサンって近所にいたしなー。
親とか家族とか良くも悪くも絶対的な絆で繋がってる人達を失ったら、 新しい絆を作っていかなければならないじゃない? 友達も必要だけど、やっぱり自分の人生を一緒に歩いていく 人となると最終的には恋人とか結婚相手とか子供とか、要するに新しい家族なのかな、と。 その新たな絆を作るのってものすごい大変な作業ではないか? 父が亡くなったので、母もいなくなったらどうするんだろうか?とか、 最近そんなことをよく考えます。 松子が必死で欲してたものも、無条件に自分と繋がってくれる家族に代わる相手だったのではないかなあ。
でも、これは他の映画で覚えた言葉なんだが、人間には 「愛される人」と「愛する人」の二種類に分かれるって。 松子は完璧に後者だったんだと思うのです。 どっちが幸せかなんて比べたらいけないかもしれなけど、 やっぱり「愛する側」の方が苦労が多いと思いません? そう思うのは私も多分「愛する側」だからかなー・・・。
せっかく生を与ったのにに詰まらない人生を歩みくないって 思ってたけど、人生終わったというくらい落とされても、 人生は続いていくわけで・・・。私ももっと図太い気持ちで 人生向かわないといけないなあ、と考えさせられた映画でした。
2006年08月19日(土) |
そういえば日本の夏は暑かった・・・ |
と今更ながら思い知らされる今日この頃。 蒸し暑いよー。うちの部屋西窓だから朝は涼しいのに、 それでも最近は起きた瞬間汗でベタベタである。 今日も殺人的な暑さであった。 考えてみれば、今もう一回小学生やれと言われたら絶対無理だろうよ。 直射日光の中、運動場のど真ん中で何十分も体育座りさせられたり、 体育の時間は水飲み厳禁だったり、蒸された教室では ウチワ禁止だったぜえ!?(確か、先生に失礼だからという理由で) いや・・・当時ここまで暑くなかったよね。 というか今この猛烈に暑い時期は夏休みなんだよな。 でも地球温暖化の影響で年々暑くなってきている気がします。本当に。
気の遠くなる意識の中でそんなことを考えながら、一人休日出勤。 なぜなら財布を会社に忘れたから!! あはは。 しかも日傘も忘れてたし。道中フラフラになりながらたどり着いた。
帰りにW&Gの「野菜畑〜」DVDを購入。 お盆休みに日本橋のグルミット展に行ってから、 ますますグルミット熱がメラメラと燃え上がってます。 しかも思い余って、グルミット粘土製作教室なるものに参加。 (アードマンの人が講師なのだ!) 半分以上はは私と同年代くらいの女性で何か安心したス。
2006年08月14日(月) |
香華(1964/日本) |
BSでやってたのでちょっとのつもりで見ていたら 途中で止められなくなり、結局DVDに録って全部見た。 朋子役の岡田茉莉子サン、当時の日本人離れした顔じゃのー。 朋子、黙っていれば可憐なのに口を開くと全然違うぞ。 渡る世間のような喋りでないか・・・!! しかし親子ってそんなものかもしれないなあ。 大切にしなきゃって思ってるのに、ついつい小言っての?グチっての? 私も色々思い当たる節あるかもな。 お母さん、自由を愛してもその代償に男を失うこととか身を堕とすことすら恐れないから、 自分勝手でも結局愛されるんだろうね。終いにはスッパリ死んでしまうなんて。 反対に加藤剛に縋りつく朋子。心では男を求めているのに 結果的に男がいなくても生きて行けちゃう。状況的にそう生きるしかなかったにしても・・・。 正反対の母娘間の嫉妬とか愛とか依存とか、色々考えさせられました。 個人的にも正直、結婚に対する焦りとか全然ない年でもないので(-_-;)
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