雑記
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2007年04月17日(火) THEナツメロ

一番ラジオとか聞いて流行りの音楽をチェックしてたのって、多分一番ヒマをもてあましててスポンジのごとく周囲の興味あるものを吸収してったガキんちょ時代だったんだろうと思うけど、それは確か93年から96年くらいなような気がする。

自分的音楽史は中高→ロック、大学→ジャズ、社会人→クラシックな感じだけど、その頃聞いてた音楽が実は今の自分のルーツでもあるような・・・。グランジも好きだったけど、いわゆるオルタナ系ロックの出始めでもありその頃の音楽を聴くと最高に胸がキュンキュンしてしまう。

ということで、当時の音楽をちょっくらitunesで集めて浸ってみよう!と考えてみた。が・・・意外にないんだねーitunesstoreの品揃え。フツーにチャートの上位に入ってた曲がない・・・。いや、アメリカのstoreにはあるのだが・・・私知らなかった、itunestoreって自国でしか買い物ができないということを!!どうせ支払いクレジットカードなんだからいいだろ〜と思うけどね・・・。アメリカのほうがシングル数円安いしね〜。

調べてるうちに「Gin blossoms」を思い出したのだけど、まさにナツメロだわ!懐さのストラックゾーン。彼らは当時は特にお気に入りというわけでもなく、むしろ似た感じのtoadthewetsprocketとかDelAmitriのほうを好んでたんだが、今からすると私の中では当時=ジンブロってくらいすごい重なるなー。あのホロ苦くでも爽やかな音楽、本当に良くラジオから流れてたなぁ。試聴して聴いてみたら涙がボワーって出てきた。あぁ、確かに自分色んなことに悩みながらあの頃も生きてたよなぁ・・・という感傷的な気分に酔いつつ、ささやかなタイムスリップを楽しんだのでした。彼らは97年に解散したが、また最近再結成したらしい。そんなことにもちょっと励まされたり。


2007年03月03日(土) 映画ウィーク

今週は映画を3本観て来ました。一週間で3本で自分の中では初めてだよ〜。
個人的満足度↓

さくらん★★
不都合な真実★★★
ボビー★★★★☆

さくらん。安野モヨコの原作が見事に映像化され、遊女の世界が垣間見れたようで面白かった。土屋アンナちゃんがハマってました。粧ひ役の菅野美穂も色っぽかった。欲を言えば全体的に遊女達線が細すぎ、もうちょっと肉感的なエロさがあっても良かったと思う。一歩進んだラストは・・・ちょっとしらけてしまった。

不都合な真実。アル・ゴア氏による地球温暖化に対する講義形式のドキュメンタリー?具体的に地球上でどんなことが起こっているのか示され、自分でもちまちまゴミの分別気をつけたり、エアコンを節制したり、過剰包装を避けたりしてるけど、すでにその段階ではないかもと危機感を抱かざるを得なくなりました。国際的なCO2排出の規制やそれぞれの国で法律として地球地球温暖化対策をしなくては、本当に手遅れになるのでは・・・あわわわ。「温暖化問題に関心のある政治家に投票しよう」という言葉も、政治的な含みではなく、差し迫った警告と受け止められる。私達・・・50年後は生きているのだろうか?
ビデオでも良かったかなーとは思ったけど、この題材をここまで惹きつける形で発表できたのってすごい。

そして「ボビー」
これは全然見る予定になくて、時間的に見れる映画のなかで何気に選んだのだけど、「当たり」でした。ロバート・ケネディ死亡前夜のアンバサダーホテルにおける群像劇なんですが、それぞれのキャラクターが生きてるし、エピソードも上手く効いてる。そして祝賀会で盛り上がりは最高潮に達す。様々な問題を抱えていた人々がRFKの勝利によって見事に皆笑顔・笑顔・笑顔。この求心力は見ていて気持ちが良いと同時にその後の惨劇で一気に叩き落される落差。
恥ずかしながら私、RFKの最期をよく知らなかった・・・。なので衝撃は倍増でした。
そして最後に流れるRFKの演説が染み入ります。単におもしろいっていうよりも作り手の心意気というか意思を分かりたいと思わせる映画。思わずプログラム買ってしまったもの。
それにしても、ガラガラでしたよ!!シネコンでも大き目のハコが割り振られていたのだけど、本当にポツーンポツーンと数えられる人数で、18時半というそこそこな時間でここまで人が入ってないの私初めて経験したよ・・・。いい映画なのに残念。
あ、出演者がかなり豪華なんですが、私的にヒットだったのはジョシュア・ジャクソン。「スカルズ」の時の、主役なのにモサ〜で地味〜な印象から、一気に気になる存在へ。

不都合な真実といい、ボビーといい、「この人が通ってたらアメリカも今より良くなってたんじゃ・・・」と極東より思いを馳せる一週間でした。


2007年02月17日(土) ABって・・・複雑

最近再び血液型ダイエットがマイブーム。
私とても洗脳されやすいタチなので・・・、本読んでたら熱が復活してきた。
しかし、AB型ってわかりにくいな?肉も小麦も食べていいけどほどほどにってとこ?要するにバランスよく食べろと。ああ、でももともと肉はあまり食べないし、ちょうど良かったのかもしれません。むしろO型だったら経済的に厳しい。

でもO型の人がベジタリアンだったらどうすんだろう?
という疑問がわき、ベジタリアンの有名人といって真っ先に思いついた故リンダ・マッカートニーさんの血液型をネットで調べてみたら何とOだった・・・!ちなみにポールはB。


昨日の日本アカデミー賞は松山ケンイチさんがかわいかった〜。
ホンモノはLとは全然違う感じなんだね。
と言いつつ何だかさ・・・、

年下にかわいいと言えちゃう自分が残念でならないっ!!

気づいたらおいどーゆーことだよってくらい年下なんですが・・・。
つーかさ〜私が20歳だったら良かったのにな〜。(とまた無理やりな思考に飛躍する)「キャー松ケンかっこいい!」とかってキャーキャー騒ぎたいのよ。かわいい・・・じゃなくてさ。まあミーハーは今でも十分やれるんですがっていうかやってますが、年下って時点で既にどこかで完結してる自分がいて、意味不明な一抹の寂しさを感じた次第ですハイ。


2007年02月11日(日) LOST

9話はサイードがメインで私的にはかなりホクホクでした。
今回はいつもにまして汗がギラついててセクシーではなかったですか!?
罠はったあの女性よ、捕まえておきたい気持ちはわかるが、逃がしてやってくれ!!皆に合流しないとサイードがTV出なくなる!!と、別次元の思惑をめぐらしながら見てました。あは☆

そしてガビーーン。10話が録れてなかった!!
再生したら何かパメラ・アンダーソンとか出てきて・・・。
どうやら6チャンと4チャン間違えてたらしい;
何か10話だけレンタルするの面倒だな〜でもサイードが戻ったか気になる。


2007年02月04日(日) 芸術の週末

今週末は芸術鑑賞週間〜。
土曜はヴァイオリンリサイタルへ、そして日曜はダンス鑑賞へ行ってきました。

バイオリンは川久保賜紀さんのリサイタルで、けっこう小さいホールでやったんだけど、舞台がかなり近くてラッキー。

有名な方ですが、実は私、川久保さんを一度も聴いたことがなかったんだけれども・・・最初に音を出した時、あまりの美しさに涙がでそうになってしまいました。さすがだなぁ〜〜。力強くて美しいその音色に酔いしれました。ショーソンの詩曲って初めて聴いたけど、繊細だけどドラマティックでイイ曲だなぁ。アンコールは大好きなチャイコフスキーのメロディだったんで嬉しい。締めはチャールダーシュ。アンコール的にこういう曲は盛り上がってよい♪

そして今日は「バッハへのオマージュ」というスペイン国立ダンスカンパニーの公演を観に行ってきました。
 いや〜見た瞬間に既に軽いショックを受けた!プロローグがグレングールドのゴルドベルク変奏曲のアリアで、ナチョ・ドゥアトさんが闇の中から現れて踊り出すところからして引き込まれずにはいられません。(勿論最後もゴルトベルク変奏曲で締める)
バッハへのオマージュというだけあって、バッハの曲を単にダンスで表現っていうことじゃなく、バッハの音作りをダンスで体現しようと試みているようにも思えました。寄せては返すうねりみたいなものとか、奔放に走り出す旋律とか、音の粒子がそのまま人間の体を借りて動き出すようで、とてもおもしろかった。ただ私は無機質なかんじの踊りが苦手で、よって時々「この曲は違うな〜」と感じることもあったけど、むしろそんなふうに色々感じ取れること含めておもしろいのかもしれないです。個人的には管弦楽組曲のダンスが良かったと。バッハがちょっとでも好きな人は見る価値アリです・・・って今日で終わりだっけ??


2007年01月30日(火) ノーブルですなぁ

久しぶりだ。。。日記はちょくちょく書いてるけどパーソナルすぎてアップできずにいた。ただ自分のパソコンの中だけでにとどめてると、どうも日々の感情をダラダラ書き捨てるかんじがしていけない。

NHKで日本音楽コンクールのバイオリン部門の本戦をみてたんだが、優勝した黒川侑くんに感心しきり。
まだ16才なのに既にかなり場慣れしてるようで、すげー堂々してるし。
演奏も立派で、素人の私でも、明らかに優勝は黒川君だなーと思いました。(でも今日の放送は音があんまり響いてなかった・・・ような気がした。インターネットのほうが音が良い気が。)
思わずハハァ〜と拝みたくなる皇太子様のようなお顔。
皇子と呼ばせて下せえ・・・

さーー私も練習せねば!


2006年11月27日(月) 麦の穂を揺らす風

井川遥さんが結婚・・・!!
お相手が一回り以上も年上の方でちょっとびっくりです。


木曜に「麦の穂を揺らす風」を見てきた。
アイルランドの独立闘争に身を投じるある兄弟を中心にした話。

義勇軍の中心人物である兄のテディが「アフリカが独立するなんて絶対ありえない」ということを引き合いに出し、だから「アイルランドだって完全にイギリスが手を引くなんてあるわけないだろう」みたいなことを言ってたんですがね。
考えてみるとこの映画の時代は1920年代だから、90年も立ってないわけだけど、
アフリカが独立するなんてありえない―それが当時考えうる認識だったんだぁ。

時代は変わる。
今は当たり前だと思ってる状況が、5年後3年後変わるかもしれないって
最近痛切に感じる。日本が戦場になるなんて絶対ないと思っていたけど、
近頃の北朝鮮との関係を見てたら、もしかしたらもしかするんじゃないかって
不安になるし。映画の時代から40年ほどたてばアフリカの国々はヨーロッパからの独立を果たしたし、逆にヨーロッパの人たちが中東に新しい国を作ったりもして、今の複雑な現代社会ができている。

人間の根本にあるのは「愛する人と平和に暮らしたい」ってこと・・・
それをおざなりにして政治的なかけひきが表にでてきてしまうと、本来の目的を見失ってしまう恐れがある。だからといって純粋でいることが物事を上手く進めるとは限らない。

そのさじ加減は一歩一歩足場を確かめながら踏み進んでいくしかないわけで、
だから私達にできることはまずは過去の歴史に学ぶことくらいなんじゃ?
そういう理由で、この映画が胸にズシンとこたえました。

せっかく勝ち取った講和条約を無駄にしたくはなく、完全な独立は段階的に進めていこうと
する兄と、底辺の人々の暮らしを知ってるからこそ独立と改革を強く願う弟。
そして内部の反乱が抑えられなければ又英軍が戻ってくると判断した兄。
それぞれの想いを切り取ってみると理解できるのに、これがひとつの激動の時代の波に
さらわれた結果、悲劇になってしまった。

最後に兄と語るシーンでの弟ダミアン役のキリアン・マーフィーの瞳がハッとするほど綺麗で、
一転も曇りない澄んだ水色なんですが、その澄んだ目で見られる兄がどんな思いだったか、考えるだけでも辛い・・・映画前半にあった拷問にもまして苦しいラストシーンでした。


2006年11月16日(木) 誰よりも美しい妻

井上荒野の本。夢中で読んでしまった。
川端靖成を読むと背筋がピンと伸びるかんじがするのに似て、
この本読むと自分の周りの空気が穏やかになるというか、ニュートラルになるというか。
ずばり・気分は園子さんなんですわ。
園子さんの見た目はといえば香椎由宇さんが思い浮かぶ。
全然年齢設定が違うけれど私の中では彼女のイメージしかないっ!

園子さんいい妻だよな〜。作ってるお料理おいしそう。細木和子がゆうみたいな、夫のために存在する女。そこまで愛しつくせるなんてうらやましい。自分自身より男を愛すって・・・私には一生無理だと思った今日この頃☆


2006年11月15日(水) everclear

2週間近く封印Ipodを解禁した。
というか壊れてたイヤホン新調しただけなんですが、
吸い込む吸い込む!耳が心が音楽を吸い込む。

先の日記でも書いた通り、音楽垂れ流し状態の毎日を
セーブしたのが良かったのでしょーか?

それが数年ぶりに引っ張り出して2日前にIpodインしたEVERCLEAR。
98年に毎日のよーに聴きまくってた"So much for the afterglow"が
何とも新鮮に響く。ロックとポップのバランスが絶妙。
まさに!メロディも詩も、Art Alexakis節炸裂なのですよ。
でもって当時と同じようにウキウキ踊り出したくなるの。
大好きだったよなぁ!
あぁ、何か大学生の私に再会したかんじ。

違うのは詩の受け取り方だわ。
個人的バックグラウウンドをもろに感じさせるArtの詩、
当時は時々しんどくなったり、恨み言に思えたりしたもんだ。
今は何だか、経験してきた人の圧倒的なパワーみたいなのを感じて、
思わず電車で叫び出したくなった。こえぇ。うんとこパワーをもらった!


2006年10月23日(月) 最終戦終わった〜

うぅ・・・また泣いてしまいました。
ブラジルGPは最終戦にふさわしく、感動的なレースでしたわ。

マッサは母国GPでセナ以来の優勝、本当に嬉しそうだった。
アロンソは年間通して王者に相応しい走りで、連続チャンピオンおめでとう!

そして何といっても、ミハエル。
お疲れ様。
そして、今までありがとう!!って気持ちでいっぱいです。


それにしてもねぇ、引退発表したら今まで捕まえてた幸運の女神にバイバイされたとしか思えないアンラッキーの連続で。
鈴鹿に続いて、今回も予選でコースレコードを出したにもかかわらずトラブル発生、そして決勝では序盤早々パンクで最後尾に・・・と、「総合優勝は諦めるとしても、優勝チェッカーを受けるミハエルが最後に見たい!」というファンの淡い希望を見事に打ち砕く前半でした。

・・だけれども、だからこそ、あのハングリーな走りが拝めたのかもしれません。ミハエル・シューマッハーここにありっていう見事な追い上げ・ラストラン。目に焼き付けたよ!惜しむ気持ちはまだあるけれども、あの走りを見たら、もう全てを受け入れるしかないって気持ちです。ひとつの時代が終わり、新たな時代が始めるのですね。


このところ、シューがいなくなったらF1見なくなるかも・・・なんて悲観的になりがちだったのだけど、今日のレースを見てからは何だか来季のF1も楽しみになってきた。

アロンソは来年から低迷気味なマクラーレンに行っちゃうし、
ルノーの新しいドライバーはどうなカンジなのか?
フェラーリはマッサとライコネンのチーム内での争いも気になるし、
ロス・ブラウンはチームに残るんだろうか?
スパイカーはガスコインが加入して化けるのか?
BSワンメイクになってチームの実力が出るわね〜とか。
とか・・・色々気になってます。


ジャビー |MAIL