吉ぶら。ハモニカ横丁でグリーンカレーを昼餐。レコード数枚、義母にピンクの財布(ご指名)など購入。VにてSchumannの室内楽小品集を掛けてもらう。自宅でもんじゃ、つけ麺、豚のコメカミなど晩餐。
昼過ぎ、神明宮で年に一度の5丁目会。8班2組代表として出席。議長の話しがつまらないし、おババの化粧が臭くて気持ち悪くなる。5丁目だけで百歳以上の老人が3人も居るらしい。何という高齢化な町だろう。赤飯、茶、カステラなど貰う。
三鷹に行って北口ドルチェでDvořákの室内楽。南口にもパレードとかいう大きな中古レコ屋があるけど、レア物は少なし。カントリーロックかと思うと、急にMozartのアイネクライネナハトムジークを掛けたりして、掛ける音楽の一貫性のなさに客として疲れる。
鼻が利きすぎて困る。もともと犬並みなのだけど、身篭ると余計に鼻が利くらしく、50m先で鶏の唐揚げを揚げているとか、200m先で珈琲豆を焙煎してるとか、喫煙者がスモークサーモン臭いとか、犬の苦労がわかる気がする。
甘桶の無料コンチェルト、MozartとProkofievなど観に行く。最後の方で、ヴィオラの主席の弓が切れて毛が半分ぐらい垂れているのと、ステージが小さくて、指揮者がステージから落ちるのではないかというのが気になって仕方がなかった。長い一日。
原稿をやらないといけないのだけど、すぐ眠くなる。最近は眠りが浅くてよく夢を見る。レコードを掛けたまま眠ってしまう。昔から終わったら自動的に針が戻るプレイヤなんてのはあるのだけど、我家のは極めてアナログなプレイヤなので、針を下ろすのも手動。抵抗が少ないので回転が止まるのにも時間が掛かる。なんて時間と手がかかるんだろう。だからこそ愛しいのか。 ブランデー梅酒をほんの少しだけ飲む。
新宿御苑で新緑を感じながらベンチでランチ。でも私は新緑より深緑が好き。ユニオンでボッケリーニの弦楽五重奏など溝なし重量盤を安価で発掘。二週間ぶりのカフェ・ド・V。ここのブランデーはきっと、カミュに違いないと思う。だからフォーレのようなフランス音楽が似合う。
両国に行きて老舗らしき蕎麦屋で昼餐。老舗と言っても店内がワサワサしていて如何にも下町って感じ。海が近いからか風が強くて寒い。身重の体には辛し。 大江戸博物館を見物。歴史の奇麗な部分ばかり強調されていて、日本の政治みたいで少々物足りない。諸外国に行っても民族・科学博物館に行くのが好きなんだけど、奇形動物の標本とか、差別社会の歴史などにも触れている外国の博物館と比べると、汚いものには蓋をする日本の体制がよくわかる。米軍による襲撃の証拠ばかり掲示して、朝鮮半島のことには触れていない。 帰り、サンサンで十数枚購入。レゲ焼肉店でコムタンクッパなど晩餐。
原稿を貰いに出社。いつも渡る、神田川に架かる華水橋がもう何ヶ月も仲本工事中。今度の原稿は70代のお婆さんの自伝なのだけど、タイトルがHOW TO本みたいである。暑い。酎杯が飲みたい。でも飲めない。
なかなかステンドの壁灯の製作が進まないので、家でヤスリがけなどしていたら暑くなる。夕、隣人Sさんが来て、「四月から御宅に塵捨て場の網がけをしてもらうはずだったんだけど」と言われ、スッカリ忘れていたことに気付く。だけどそんなの札でも作っておいてくれないと忘れちゃうよ、と町内会長なのに言い訳。
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