家で二時間ほどステンド業。夕方荻窪に行って更に二時間。疲労する。右の鼻から鼻水が流れ出る。夜、頭重、喉痛、微熱がありとうとう寝込む。いつも時期外れに風邪を引く気がする妊娠中のため、薬を飲めず辛い。Rは深夜残業でタクシー帰宅。
町会費を集金したのを、番地を探しながら班長のKさん宅に持って行ったら、のび太のママみたいなおばさんだと思っていたのに、豪邸に住む弁護士夫人だということを知ってびっくり。やっぱり町内の係は大きな家に住む人がやるものだと思った。そのまま会社に原稿を渡し&受け取りに行く。 妊婦用のボトムをはいて歩いてみたら、ズルズル下がってきてラップをやる若者みたいになってしまって困った。 帰り、電車に乗車20分間ずっと、隣の女子高生が鏡を見ながら黒いマスカラをひたすら塗っている。タダでさえ腫れぼったい瞼に黒い睫が重たげで、余計に目が細く見える。世の中、加減を知らない人間が多いと思う。
バスにて日本フィルの公開リハを見学に行く。Schubertのグレイト第4楽章のリハだったのだけど、コンダクタが気のいいウィーンっ子で最後にサービスで第1楽章もやってくれた。ヴァイオリンのメンバーだけ妙に身なりがいい。やっぱり金持ちのやる楽器なんだなあと思った。東高円寺で昼餐後、40分ほどの道程を歩いて帰る。陽射しが暑いけど汗をかくほどじゃなかった。 原稿に追われ、ヴァイオリンの練習をする暇がない。アゴと鎖骨でしっかりはさまないとヴィヴラートができないのが辛い。
保険屋が11時半に来るという約束だったのに、遅れて電話も来ないので痺れをきかせて出向。四谷のアトレでフォーなど昼餐して、上智大学のチャペルでミサに参列。様々な人種が集まっていて、NYのブルックリンのような雰囲気。紀尾井ホールでTM銀行のオケを観る。ほぼ満席で、二階の最前列、隣にVIP(と言っても普通の人に見えた)が座っていた。Dvořákのチェロ協、音大生のソリストだったけど、すごくいい演奏。Brahmsの3番は予想通り眠くなってしまった。 帰り、高円寺のレアでDvořákの弦楽五重奏を購入。そう、今年はドヴォの年なのです。
2004年05月22日(土) |
サンサンでサン・サーンス |
今週もRが休出なので、午後よりVの字にて原稿書見。サン・サーンスの3番(オルガン付き)が掛かっていて感激。パイプオルガンの音がたまらない。夕方Rが来て、サンサンでテレマンのターフェルムジクを購入。伊飯を食して帰宅。寒かった為か、腹を下す。 拉致被害者の家族が帰国するのでTVを観ていたら、日テレにRのイトコがゲスト出演していた。
原稿書見。文章はかなり稚拙なのだけど、万引き取締班の実体験記なのでなかなか面白い。 腹が張るような、足の付け根に痛みがある。子宮が子供の頭ほどの大きさになっている週数だというけれど、そんな大きなものが入っているという実感はまだない。通院の度、便秘はしてませんか?と聞かれるけど、全く以って開通、産まれてこのかた便秘などしたことない自分がちょっと恥ずかしい。 夕刻、ステンド硝子。漸く硝子のパーツが切り終わって、カパーテープを巻く段階。先生が錫が高騰していて、半田が少し値上がりするかもなどと言う。でも鉛フリーの銀半田はもっと高いので、環境のことなど考える余裕なし。クマリでチキンカリーとマトンカリーを買って帰って、自宅で晩餐。
近所で住宅工事が始まって嬉しい。というのも、この騒音で初心者のヴァイオリンの練習が近所に聴かれなくて済むから。ヒヒヒ。どんどんグラインダーを掛けておくれ。音楽療法は聴くのも勿論のこと、演奏によっても効果があるらしい。顎と鎖骨に挟む弦楽器は、完全な骨伝導楽器であって、その効果も抜群らしい。 午後、原稿を貰いに出社。お抱え原稿が四つである。
|