今日は湿度が低いと見えて、多少は体調が良い。三茶に行ってパスタを昼餐後、古本を購入。またまた切符が当たったので人見記念堂にて、ジュニアフィルによるSchumannのVn協、Sibeliusの2番など聴く。SchumannのVn協が聴けたのは嬉しいのだけど、ソリストが楽しげに弾いていたのが少し残念。これ弾き終わったら私、病に臥します、っていう感じの曲だと思っていたので・・。それにこのホール、壁が青いタイルなのが気に入らない。納骨堂みたいだし、音的にどうかと思う。 久しぶりに居酒屋で晩餐して帰る。無論、アルコホルは抜き。
銀ぶら。無地ミールにて昼餐したら腹が重くなる。ミュズリー、新生児用肌着など購入してアンティーク・モールへ行く途中、暑さ、湿気で動悸がする。これも子宮が圧迫している所為と思う。さすがに妊娠後期ともなると体力が続かない、と自覚。一杯千円の珈琲屋で妙に円やかなアイス珈琲を飲んで、茶水のユニオンに寄って帰る。 阿佐ヶ谷は恒例の七夕祭とあって、いつもより人が多い。夜、疲労と苦痛に負けて栄養ドリンクを飲む。
父の運転で、祖母(母方のである)が入院している青梅の病院に行く。寝たきりになってしまって痩せている。若い主治医によると、何か新たな治療を施すのに、唯一の直系血縁者である私の承諾が必要だという。老人ホームのS氏とKさんに、妊娠八ヶ月だと言ったら、お腹があまり目立たないねえ、などと言われる。猫背だからじゃないかと思うけど。 夜、和歌山より珈琲豆が届く。
夕方からVの字に出向き、イタリア在住のC氏のテノールリサイタルを聴きに行く。いつになく椅子が沢山並べてあって、あの狭いところに40人以上の聴衆。Rは仕事で結局間に合わなかったものの、来たところでまず入れない程だった。人間の声はどんな楽器よりも大きな音が出るものだと思った。しかもテノール独特のクドさなどはなくて、大きくも優しい声で、聴き飽きないのだからすごい。それでも千円とは、マスターさすがに顔が広いんだ。
都響のMahler7番とWeberのチケットが当たったので上野に行く。四列目の絶壁でハープ2台の真前だった。講演前に精養軒で昼餐して、時間が余ったので音楽資料館でBeethovenの秘曲のレコードを視聴する。リクエストカードを見て、係りに御願いするだけであっという間にレコードを持って来てくれるところは、名曲喫茶以上。片面だけ聴いて、大ホールの四列目へ。1stVnとVlaの主席の掛け合いソロが上手で、ブラヴォーだった。 帰りに水天宮に行ってお参り。なんか人工的で胡散臭い神社だと思ったけれど、戌の日でもないのに妊婦が結構いた。近くで寝巻など買って帰る。
昼よりアトミック時代の友達、五人で新宿の墨絵で仏料理とパンを堪能する。サザエ、豚頬肉が美味なり。皆変わっていないので安心する。思ってたよりお腹が目立たない等と言われつ、出産前祝いを貰う。ありがたし。トロワグロで喫茶して夕刻解散。 Rはプールで一時間ばかり泳いできたと言って、真赤に焼けている。
所用で澁谷。夏休みなので若人多し。印度雑貨店でお香くさい洋服を衝動購入。久しぶりにキャッチセールスに声掛けられる。学生?って、この腹見ても妊婦とわからないとはあまりに女の身体を知らない輩だ。冷房がよく効いているメトロH線とY線で会社へ。鼻水橋未だ渡れず。M浦さんに十月に出産の旨を告白。このころからEXPACKで原稿を送ってもらうようにお願いする。
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