浪漫のカケラもありゃしねえっ!
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2003年10月01日(水) 鈴鹿直前イベント/最近見つけたサイトいろいろ


ラルフも8日に新宿タカシマヤでトークショウ
ご兄弟と同じ空気が吸える来週水曜日。東京都民に戻りたくなってきました。はは、はははははは。
しかし、ウィリアムズF1チームクロノグラフリミテッドエディション....って、いったいいくらするんだろう。ラルフの思い出がオマケについてくるんだからなー。(笑)

10月5日(日)には、お台場MEGA WEBにてトヨタのドライバー達がトークショウ。こちらも毎年恒例のような感じになってきました。
ホンダの方はまだ直前イベントの発表がないようだけど、たぶんまたやるよね??
ちなみに鈴鹿でのイベントはこちら
10月は、F1ファン達の楽しいお祭りがいっぱいだ。年に一度の逢瀬。
みなさん、楽しんで行ってらっしゃいませ。

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あちこち回ってるうちに、ずっと探していたメイプルソープのサイトも見つけました。
ル=グィンのオフィシャルサイトも発見。いつの間に出来ていたんでしょう。
TOPのコレ、多島海だよねー?? それほどに『ゲド戦記』に力を入れてはるということでしょうか。まだ『ゲド戦記』5巻も外伝も読んでねえよー。
ぐわあああ。オンライン小説が置いてあった。.....さらっと読めるような語学力があったらなあ。

空山基さんのサイトのハニーちゃんフィギュアに胸きゅんです。うん、でもやっぱり、空山さんの描いたシスター・ジル様バージョンがあればなあ、と思う私は悪役好きなのだった。
これも空山基さんのサイト。あー、この骨格の美しさと筋肉の緊張感。このとんでもなく美しくて官能的な曲線。こんなに美しいアンドロイドを絵に出来たら、わたしゃその場で雷に打たれたってかまわない。そう思ってしまう。
空山さんも20年代生まれ。少女マンガの歴史をかえた作家たちも20年代生まれが多いんですよね。花の二十○年組とかさあ。(女性作家さんはあまり生年を書かれませんけれど)
ワシらが、どうしようもなく憧れた人達も年をとっていくんですなあ。
そいえば、永井豪ちゃんが昭和20年生まれというのに、愕然としてしまった。....ちゅうことは、1945年だよな。
そうだよなー。ワシが小学生の時には、豪ちゃんはすでに『ハレンチ学園』や『マジンガーZ』で一世を風靡し、『デビルマン』を連載してたんだった。
連載中の『マジンガーZ』『デビルマン』『手天童子』『バイオレンスジャック』の絵をはじめて目にしたときの情景は、今も覚えてる。嵐のようなエネルギーに満ちた、衝撃的な画面だった。
絵描きは、絵柄が変化し続けていくのが宿命。若い作家がだんだんとノリはじめ、勢いのある大胆なコマ割りやとろけるような流麗な線になっていくのを見る喜び。疲れて線が荒れていき、無惨な荒廃っぷりを目にしてしまう悲しみ。それらを乗り越えて、現役であり続けてくれることが、今はなによりの喜びです。
手塚治虫先生の『火の鳥』、ついに現代には行き着けなかったなあ、と思うとせつなくなってしまったり。(ところで『ガラスの仮面』ってまだ続いているんでしょうか?)

このごろ毎日のように行っているのが、海外ボツ!ニュース
コレ、笑えるネタが多くて、ほんと大好きなのよねー。下ネタ多いのがまたツボですわよ。(笑)
最近こちらの「ボツ写真」コーナーで、とってもなごむ心持ちにしていただいたのが、鳥羽水族館のカニとカニの抜け殻。なんとも言えずホノボノとしたこの表情がいい!
ここからお友達にメール出来るから、どーぞみんなでなごんで下さいませ。(^^)


2003年09月28日(日) アメリカGP

予選結果を見て、思わず雨ごいに走ってしまったミハエルファンはわたしらだけでわあるまい。(^^;)
ひさびさに胃が痛くなるような思い(夜中に食ったカレーヌードル(大)で、胸焼けもあったかもしれんが)で、インディアナポリスの空を眺めながら、雨ごいしてたんですが。アレほどの大混乱になるとはねえ。
いざ雨が降り出すと「タイヤ、タイヤ、タイヤ〜! レインなの? ドライなの? どっちなのよ? ぎゃああああああああああ!」と夜中に絶叫するハメになっちゃったよ。(もちろん近所迷惑にならん程度に声量は押さえてたけどさ。)
一瞬、夢を見てしまった。ドイツの旗がぱたぱたぱたと、3枚ひるがえってるところを。やはり、短い夢だったがよー。(T▽T)
それにしても、ラルフってば、あの病院搬送クラッシュ以来、まだちゃんとした回復ぶりをみせてくれてないから、ちょっと残念。
ひいきドライバーが多いと、毎回どんな結果に転んでも、ちょっぴりせつなかったりするのだ。
キミちゃんも可愛い。モントーヤの暴れん坊っぷりもまだまだ見たい。
そんでもまあ、縁起担ぎに、今日のGP直前にうちのMacちゃんのデスクトップに置いてみたミハエル壁紙を、スズカまで置いておくことに決定。
赤いマシンを駆る皇帝様の走りっぷりが元気ないと、こっちも元気出ないからさー。
デスクトップにMacOSに入ってる以外の壁紙置くのなんて、何年ぶりかよ。この前置いたのは、シューマッハ兄弟の愛らしい赤ヅラ写真だっけ。←んじゃー、3年ぶりじゃんよ!(笑)


2003年09月23日(火) 赤く燃えるスズカ?/CARTは人気復活できるか?

新宿ではマシン展示。Maxiにいさん、この鈴鹿ディスプレイな琢磨ミニカーってどうでっか?
お台場ではトークショーにミハエル出演ですか。あれこれございますなあ。お江戸近辺にお住まいのお人、どうぞ頑張って生ミハエルを楽しんできて下さいませ。楽しいレポート待ってますよ〜。
GP直前には、たぶん毎年恒例のホンダ系やトヨタ系のイベントもあることでしょう。
ああ、お江戸は遠いなあ〜。鈴鹿も遠いな〜。はい、今年も前後に入った仕事を断れなくて、行けないの確定。ロンリーハートです。
♪オーナー・オブ・ア・ロンリーハート、オーナー・オブ・ア・ロンリーハ〜〜ト〜、と思わず歌っちゃったら、手のひらいっぱいのムシさんで顔洗うプロモ思い出しちゃったよ。泣きっ面にハチノコざんす。(と、このネタで曲を思い出して下さるヒトがどれだけいるだろう??)
そんでもって11月23日(日)に“TOYOTA MOTORSPORTS FESTIVAL2003”を鈴鹿サーキットで開催だそうでございますよ。ダ・マッタくんや虎ちゃん来るそうですから、ファンのヒトはいかがっすか?

今年のホンダ配布の旗は赤!去年の黄色いジョーダン旗の波は圧巻でございましたが、今年は赤い旗がきっとパタパタパタ。
....えっ、ちょっと待った。深紅の跳ね馬フェラーリはもちろんだけど、トヨタもコーポレートカラーは赤じゃんよ。(笑)
アカイ、アカイ、スズカ。うーん。
えーと、なんだか、青いミシュラン、銀のマクラーレン、白紺のウィリアムズを、モンツァ並みの赤い大集団が包囲網しちゃう光景を連想しちゃったのは、ワシだけでしょうか??(^^;)

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USレーシングのコラムを読んで、あらためてCARTの陥ってた苦境に愕然。
公開当初16ドル、最高値35ドルだった株価が、3ドルへ。なんという無惨な乱高下だったのか。OWRSが提示した買い取り額が、56セント。CARTはOWRS(オープン・ホイール・レーシング・シリーズ)に買い取られ、再生への未知を模索していく。
IRLとCART、両者が分裂で受けた傷は、もう取り返しがつかない。生き残りを模索し続けて、どちらも必死でもがいてる最中なんだ。
そして、CART主催者達の嘆かわしいような不手際は、何度もあった。
チャンプ達はF1にとられたりIRLに移っちゃったりで次々と去っていき、トヨタ・ホンダの鞍替えでさらに多くの人気ドライバー達やチームがIRLに去っていってしまった。
人気ドライバーの、移籍、引退、死。それはファンにとってはとても大きな出来事だから、CARTファンは毎年胸が痛いこと続きだったんだよな。
新しいスターが生まれてファンを獲得しても、何年もしないうちにそのカテゴリーにはいなくなっちゃうんだ。
ワシらはFNのチャンプ達が他カテゴリーへ旅立つのを、ワクワクしながら見守るけどさ。移籍しちゃった先のカテゴリーもいっしょに見てりゃいいってなもんだけど、特に北米のファンにはF1ってのは身近な存在じゃないし、旗持って応援していく相手がいないサーキットは寂しいに違いない。
前に、フォーサイスとブリティッシュアメリカンタバコがジャックを大金出してCARTに戻らせたがってるというニュースがあったのは、人気ドライバー達の姿が減ったサーキットに、危機を抱いたからなんだろう。
たとえば、想像してみてちょうだい。
かりにGPWCとF1がとっくに分裂しちゃったとして、フェラーリやBMWやメルセデスをとられ、モナコやスパやスズカ開催をとられ、毎年チャンプをそっちのカテゴリーに根こそぎされちゃったら、どうよ?
ミカのいない99年や00年、ミハエルのいない今年のGPなんて、想像できないよな。なえるよなー。世界最高のドライバーズチャンピオンシップ、と誇りを持って言えなくなってしまう。(だから、F1はゼッタイに分裂させちゃあアカン。まー、分裂云々はメーカー側のバーニーヘのブラフだろうけどさあ。F1の世界は魑魅魍魎やタヌキばかりだから、損をしないように裏でうまく動いて適当なオトシドコロをみつける、と想像。(笑))
F1というカテゴリーは世界最高で、そちらに行きたがるドライバーをとめることは、彼らの人生のチャンスをつぶすことにもなる。彼らが去っていくことを受け入れながら、CARTは生き残らなけりゃならない。新しいスターを生み続けられるように、有望なドライバーを獲得するために、スポンサーを集めなきゃならない。インディのように、ファンが最高のお祭りと考えて楽しめるレースを主催するカテゴリーに生まれかわらなきゃならない。

OWRSを形成するメンバーの中には、モトロックというコンサート企画会社(ロケットスポーツのチーム・オーナー、ジェンティロッツィが所有)がある。
来期からのCARTは、コンサートなどのイベントをも開催して、人気回復を狙っていくらしい。メタリカやエルトン・ジョンがコンサートを行うという今回のCARTマイアミ戦は、そのショーケースとなるようだ。(人気番組CSIマイアミの撮影も行われる)
AUTOSPORT誌を読んでたら、モータースポーツファンとロック愛好者は層が重なるんだそうだが。たしかに、ロック系大好きなレースファンは、けっこういるんだよね。
ロックコンサートとモータスポーツ観戦の一挙両得....。はい、海外のコンサートツァーが発表になるたび、レーススケジュールと比べてチェックしてましたわよ。今までのところ、一石二鳥を狙いながら、二兎を追う者は一兎も得ず、だったけどな。(自爆)
アメリカツァー中にルド兄ちゃんがチャンプカーに乗ったなんてニュースもあったんだよな。もし蠍団がその気になっちゃったら、わたしゃ悶絶すること間違いなし。(^^;)

集客、話題性、宣伝効果が高まれば、TV放映権も売れるようになり、スポンサー集めも楽になる。お金が集まれば、いいドライバー達を集め、いいマシンを開発できる力もまたつけられる。
まあ、ともかく、CARTが新しい生き方を見つけ、優れたドライバー達を逃さないような魅力のあるカテゴリーとして生き延びていくことを祈るよ。
大好きなカテゴリーだから。潰れてほしくはない。ちゃちになってほしくはない。エネルギッシュで、スリリングで、楽しい、そんなCARTであり続けてほしいんだ。


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