浪漫のカケラもありゃしねえっ!
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2004年07月07日(水) ラルフ移籍

骨折坊やがトヨタさんちの子になっちゃいました。
契約がなんとかはっきりしたのはひと安心。日本での露出が多そうなんで、楽しみなんですけどね。来季はF1derも買うことになるんやろなー。
うわ、鈴鹿が母国GPやん!(今になって気づいたか?>自分(笑))
入ってしばらくは苦労することだろうけれど、赤ウィリアムズの時代も耐えた子やからな。しみじみと応援しましょ。(あまり苦労をさせられ続けると、ぶち切れるかも知れんけど)
おそらくトヨタがほしがっているのは、トップチームでBMW参戦当初からの姿を内部で見てきた経験、でもあるのだろう。
欧州市場でのトヨタのイメージ。それがケルンに本拠を置いた理由でもあるし、ドイツ人のラルフを乗せることで、さらに注目浴びるかもしれん。
モントーヤのチームメイトであり、ウィリアムズで優勝を経験したラルフ。その彼を乗せることで、マシンの相対的評価もあらわになるね。

骨折からの復帰については、わたしゃあまり心配しとらんのね。
マネージャーのウィリー・ウェーバーが発表してすぐ「アメリカの病院を訴えるか?」なんて憶測記事が出たもんだから、よけいに。(をい)

2002年10月のCARTサーファーズ・パラダイスでのエイドリアン・フェルナンデスの負傷とその後日談。それを見つけたせいもありますかね。
脊椎2本折ったのに、負傷から4週間たらずの開催となる地元メキシコの最終戦になんとか出たくて、CTスキャンの結果次第では出てたかもしれないエイドリアンです。オーナードライバーだし、地元だしね。


2004年07月02日(金) ラルフ〜!

。。。。フランスGPも目前に迫り、ネットカフェに出没してニュースをあさっていましたら、悶絶しそうになりました。
ラルフ骨折〜? 今ごろわかったってか!?
アメリカGPのときは、ともかくすぐに動いてる姿が見え、(今まで目にしたIRLやCARTオーバルのクラッシュと比較してですが)モノコックはあまり壊れてへんようだし、たぶんひどい脳震盪と打撲であろう、ならば大事をとって首を固定してからの救出で時間がかかるんだ、と思っていたのですよ。
あの事故で連想したのは、昔ハインツがブレーキパッドの破損でマシンの後部を激しくぶつけた事故。脳震盪の後、立って歩いてたけど、あとで何を話したか記憶がなかったこと。後日になってヒザの骨にヒビが入ってたのが発見されたこと。
頭部打撲では小さな脳出血の可能性も考えられること。これが一番怖かった。
そのとき自分に言い聞かせてつぶやいてたのは「HANSは彼を守ってくれてるはずだ。インディアナポリスの医者は、モータースポーツの事故については世界一のはずだ。」
その後のニュース、その医者たちが1日で退院させたんなら安心だと、そう思っていた。
それなのによー。くそお。(T_T)
まあともかく、直後の時点で発見できなかったなら非常に小さなヒビだったのだ、と考えて、彼の身体が完全に復調できるであろうことを慰めとするしかない。

来季の契約を結ぼうとドライバーたちが虎視眈々のこの時期、チームが、そして彼自身がやっとポディウムを狙える可能性に復調してきたこの時期、シーズンの中盤戦を棒に振る。それもつらいことなのだけれど。
皇帝のいない夏、その復活が可能なのかを疑う人もあった。それを思い出す。
ラルフ。彼はまだ狂おしいほどの熱情で渇望される存在になりえてはいない。彼自身を信頼しきって待つ人々を手にしてはいない。
彼がそのような存在になる可能性を示せるとしたら、それは彼自身がサーキットに戻ってきたときに戦いとるしかないのだ。
サーキットから引き離されたことで湧き起こる渇望と、悔しさと。焦りではなく、それをエネルギーにして、自らを鍛えてくれることを。
わしらは、祈るしかない。
ラルフのいない夏が来る。


2004年06月14日(月) カナダGP/別宅も野生の王国

ひさびさにウィリアムズが元気でいてくれると、なんだかうれしいGP観戦。
そーなんですよ。私が望むのは、最後の瞬間まで120%の力振り絞って競い合ってくれる姿なんだから。。。。。ルーベンスはすねちゃったかもしれないけれど。(^^;)
ラルフがモントーヤよりタイムを縮めたということは、ようやくマシンのセッティングが決まりだしたのかなーと思ったり。
まー、毎年夏場にはフェラーリの進歩にも停滞の時期がくるのが恒例。驚かせてくれるようなライバルチームの進展に期待するとしよう。(ううう、頼むからキミちゃんをまともに走らせてやってくれ!)

今回は同一GP最多勝。ミハエルが記録を破っていくたび、なんともいえない感慨に襲われてしまう。
この人が最多勝を遂げ、生涯獲得ポイントの記録を書き換え、それを区切りとするようにポイントシステムが変更されてしまった。
予選システムも変わってしまったから、今世界でもっとも速いドライバーが誰なのかというモノサシは見極めにくくなってしまったけれど。
彼という存在、彼が現役でありつづけること、それがF1というものをこれからも変えていくことになるのかもしれない。
「キレイな生き物」
彼を見つめていると、そういう言葉が浮かんでくる。
最後の最後の瞬間まであきらめが悪く、あがいてあがいてあがきまくって、勝ちぎたないと思えるほどにチャンスを逃さず、巧妙に冷静に、圧倒する威圧感を持って襲う赤い影。
その中に潜む情熱。ただひとつの目的のために、きりきりと弓を引き絞るように、自らを集中させ、周囲を巻き込んで、すべてを変えていく。
勝つことへの執着を醜いと言う人もあろうけれど。その生き様は、美しいと形容できないだろうか。
キレイな生き物、その姿を、いつまでも見つめていたいのだ。

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深夜のGP観戦を終え、もうじき夜明けだなーと思いつつ、気になったのがゴミの日。
気になったついでにお部屋を片付け、両手にいっぱい不燃ゴミを抱えて別宅そばのゴミ集積場に行った野が、夜明けの光に包まれた午前5時。
そこで出会ったんです。
ゴミ置き場を覗き込んでいる、おキツネさまを!(うひゃああああ!)
そりゃあさ、お山の影でラジオも入りませんけどさ。うぐいすが始終鳴いたりしてますけどさ。いくら郡部に近いといっても県庁所在地の市内ですぜ!
うちのど田舎の自宅にだって、こんなまじかでおキツネさまは徘徊してないわよ!
そいえば、先日は蛍が飛んでたっけ。
別宅も野生の王国です。わはははは。


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