浪漫のカケラもありゃしねえっ!
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2004年11月14日(日) |
フェラーリ仕様なギター! |
うちのルドルフ兄ちゃん、フェラーリなギター特注して作ってたよ。(笑) ミカ・ハッキネンが再びチャンプになったら贈ろうと製作依頼してたそうなんですが。(ミカってギター弾く人?)マクのピットに招待されてたり、元メンバーのハーマンがモナコ在住だから、たぶん顔あわせて話したことはあるんやろうけど。 なんでミカにあげるのにフェラーリ仕様やねん?ミカがフェラーリ買ったものの、いろいろ言われてすぐ手放したのが気の毒やったんか? ギターヘッドには跳ね馬のエンブレム。指板にはフェラーリの文字が大きく象嵌され、ピックガードにはギアポジションを思わせるデザイン。鋭いフライングVのボデイシェイプに、窓のように鋭角な三角形に開けられた穴。もちろんボディカラーは恥ずかしいほどに真っ赤なフェラーリレッドだ!(笑) シルバーのメルセデス仕様フライングV(でかいスリーポインティッドスターがボディとヘッドに穴をあけてつけてある)に続いて、世界に1本しかない奇天烈なギターをまた作っちゃいましたね。 ええ、うちのルドルフ兄ちゃん、バカです〜!(^o^) もちろんバカもアホもクレイジーもホメ言葉さ。ただしファンでない人=愛のない人はこの言葉使っちゃならんのだ。血を見るから。(例:「だって、K.K.バカだから〜(*^^*)」) ルドルフ兄ちゃんは、愛すべきおバカさんなのだ。 あれだけの穴をあければ、ボディは軽い。ライブでの扱いは楽だろう。軽いギターは割とメタリックな音が出る印象がある。リフをザクザク刻んで暴れるには楽しいのかもしれない。
しかし、こういう奇天烈なギターの存在に、ヤングギター誌読むまで気がつかなかったとは、オレもヤキがまわったもんだ。 つうか、マティアスとクラウスばかり見てて、頭振りっぱなしでそれどころじゃねえ状態だったけどね。(^^;) ああ、それにマティアスのギターのきらめく星と惑星のみごとな象嵌には目を奪われておったのに、ギブソンのエクスプローラー90だとばかり思ってたんだ。Dommengetのロゴにまったく気がついてなかったなんて、ちぃぃ、ヌカッた〜! すげえ悔しい。こんなに悔しがるのは、シグネチュアモデルや特別なヴィンテージギターを取り出したらどの曲!なんて事がけっこう気になるタイプだったからで、オタクゆえの悶々だよな。 使い込まれたオールドヴィンテージ・ストラト、太くメロウでウォームな音のレスポール、どんな音を望んで作らせたのか見えてくるシグネチュアモデル。それを取り出された瞬間の、興奮、ときめき。ああ、ライブなればこそだ。
2004年09月18日(土) |
吐血しそうなエフワンニュース |
今季のようにネット浦島状態になっていると、接続してニュースチェックしたとたんに(あるいは掲示板めぐりの途中で)予想だにしなかった吐血モノのニュースにぶちあたることがあるざんす。
ヤルノのトヨタ移籍は、すぽるとでチラッと見たから心の準備はできてたつもりなんですが。。。。。なんでヤルノ、もうトヨタのテストしてるありますかっ? えええっ、シーズン途中でジャックと交代って、マジ!? モ、モモモ、モナコウィナーがシーズン終盤にシート失うアルですか。相手が元チャンプとはいえ。たしかルノーは、昔からジャックとの契約説がいろいろ噂されてましたが。 あ、トヨタはヤルノを今季テストにしか使わないのか。そりゃあマシンに慣れる時間がないと判断したかも知れんけど、もったいない気が。臨機応変の柔軟性がほしいっす。 ううう、あなたも来季末でF1を去るって、冗談でしょ、フラビオの旦那〜っ!
ジャックがザウバーと来季の契約、いうのも頭クラクラするんですが。 よりによって、青いフェラーリと呼ばれちゃうチームで前年ものエンジンでの苦闘を選びますか? えーと、フィジコと同じような、トップチーム移籍を狙っての契約条項アルですか? ミハエル引退後をにらんでの布石ですか? フェラーリのシート、狙っているですか?
んでもって、フォードがジャガーとコスワース売却って。ぐわわわわ! わしらの愛しい愛しい、エフワン界で苦労し続けてもけなげに頑張ってる、ミナルディのエンジン、どうなりますかー!!!! なんとかして下さい、バーニー。苦難のミナルディに愛の手を。(涙)
ジャガー撤退はいいんです。参戦以来の経緯を見てりゃあ予想がつきましたさ。 親会社があまりに短気すぎ、責任押し付けるよなああいうアホな首切りを続けてて、チームが大成するはずも、長生きできるはずもなかったんです。ふん。 ええ、私、マーク・ウェーバーにはうらみはないけれど、ひそかに怨念な念波を送ってましたさ。あのエディちゃんが、さんざん苦労させられた大猫マシン、ドライバーとしての才能をなめるようなことをぬかしやがった首脳陣や報道陣。思い出すだに口惜しい。ファンの恨みは深いざんすよ。 ふふん、このまま今季中に表彰台にあがれなければ、第1期ジャガーF1参戦の歴史に燦然と輝くのは、わしらの愛しいエディちゃんの2回の表彰台記録。 しかも、モナコとモンツァだぜ、ベイベー。ふは、ふはは、ふははははは! 吐血ついでに毒を吐いてみたりして。(笑)
2004年08月16日(月) |
競技とは、なんとせつないものか |
日曜夜はハンガリーGP、月曜夜は「ツール・ド・フランス」総集編とばっちりバッティングした時間帯から夜明けまでアテネ五輪「男子体操・団体」。これでどうやってオレに寝ろというんじゃい!(号泣) ハイ、もちろん見ましたさ。ビデオセットしてたのに、夜明けの表彰式まで全部ね。寝ずに仕事行ったわよ。夕寝のおかげで倒れずにすんだけどな。ふは、ふははははは、ふあああああ。←途中からあくびになったらしい。 寝不足のせいか、ハム兄弟はソーセージ、なんというベタな駄洒落が頭をぐるぐるぐる。 それにしても、ツカハラって、あんなに美人だったっけなあ? もしかして、年を経てどんどんいい顔に育ってきてる?
五輪。私にとっても4年に1度のプチお祭り。 ほかの競技はどうあれ、男子体操だけは見逃したくないんだよなあ。 ええ、あたしゃ筋肉骨格フェチですから。(笑) お人形のように整った端正な顔立ちの童顔マッチョ青年大好きですもん。(だからシュー兄弟にも惚れたんでしょうなー) ロシア・東欧系のカワイコちゃんは、骨格がまたいいんだ! もっとも最初に男子体操選手に惚れたのは、ロス五輪のときのチャイナのエース、李寧くんでしたけどさ。 超絶な技を駆使しまくるロシア選手たちは美肉美人が多すぎて、いつもそれぞれの名を覚えられんかったとさ。(をい)
そこに存在する、鍛え上げられた美しい骨格と肉体。 この競技のためだけに、常人にはありえない形に太く発達した筋肉。 緊張した若い顔。きりりと顔を上げ、己自身の限界に挑んでいく。 ウルトラCから、今はスーパーEへ。次々と現れる新しい技。 さらに高く、さらに力強く、さらに美しく、と。 競技の歴史に名を残す先人たちに挑み、彼ら自身が歴史となる瞬間。 やり直しのきかない競技の一瞬のために。ヒトの能力が持つ限界に挑みつづけていく、途方もない努力。 それが結晶していく瞬間を、私は愛しく思う。 力の配分、スピードとバランスが少しでも乱れることを、高難度の技は許さない。 力技に浮き出す筋肉の束。わずかな乱れもなく、技が決まる瞬間の恍惚。 驚きと陶酔とともに、その美しさに息を呑むのだ。 私にとっては、どの国がメダルを取ろうと、かまわないんでしょうな。 緊張感に、プレッシャーに敗れ、ミスや落下が頻発していった、決勝。 ルーマニアに、チャイナに、わたしゃあ胸がキリキリしちゃいましたよ。 仲間たちが迎える姿。心の中の動揺を映し出していた、若い顔。 最後の最後に、圧倒的な技のキレを見せてキメていく、ジャパン。 むごいほどの強さ。それもまた、王者に必要なものであると納得して見つめましたが。 「参加することに意義がある」という言葉。参加することのできなかった数多くの競技者たちのピラミッドの上に存在する、五輪。 競技とは、五輪とは、なんとむごいものかと、思ってしまうのさ。
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