日々のあわ
あかり 



 うっ。

昨日次男Kに新しい靴を買ってあげました。
真っ白のかっちょいいスニーカー。
いつも兄のお下がりが多いので彼はとっても喜びました。

今朝、朝寝坊の母の枕元に次男Kが笑顔でやってきて言いました。
「おにいちゃんが靴に名前を書いてくれた!」

「ん・・・ほんと?よかったねー。むにゃむにゃ・・・」

それから間もなく、よろよろ起きだした母は次男の靴をみて、
一気に目が覚めました。
















・・・大胆だな・・・・。兄ちゃん。





(しかも「けい」の下になにやら謎のマークが書いてある:笑)

しばらく笑い転げていました。
これで絶対なくなることはないね?よかったねー。Kちゃん。(笑涙)




私信>>10代のあなたへ。
温かいメール、ありがとうございました。
ほんとうに生活環境は全く違うでしょうけど、こんなおばさんも居るのね。ということで、
どうぞまたお暇なときにでもいらしてください。



2004年09月20日(月)



 母の友と会う

私の母には大学時代からの仲良しグループ友達が居る。
7人の仲良しグループなんだけれど、もう皆さん65才。
しかし、まったくもって変わらず、いつもいつもカシマシイ。
私は話しに聞くだけで、そのうちの何人かに父の絵の展覧会でお会いするくらい
なのだけど、彼女達は常に、メールの返信ができないだの、太っただの、
腰が痛いだの、孫がどうした、今度は何を食べようかだの、しょっちゅうやり取りをしている。
海外に住んでいる方も居ていつも全員集合ではないのだけれど、5人くらいはいつも揃うらしい。

私は学生時代、一緒におトイレに行きましょうってのりがとても苦手で、一人で居ることがおおかった。
別に仲間はずれとか、一人ぼっちとかじゃなくて「仲良しグループ」ってものに縁がなかったのだ。
ちゃんと1対1ではお友達がいたし、今でも付き合っている友達だっている。
でも、卒業して社会人になった頃から、友達が「高校の仲良しグループで会うのよ〜」などと言っているのを聞くと
なんだかいいなぁ。。。と思っていた。結構激しく羨ましがっていたと思う。

話は戻るが、今日、その母の女学生時代の仲良しグループのお食事会に、
ちゃっかり私も参加してきた。
中華料理店の個室がとってあり、入るなり

「あっらぁ〜、椿ちゃん!ひさしぶりねぇ。憶えてる???お仕事は?2人の子持ちには見えないわぁ〜。でもミスター(私の父のことらしい:汗)にそっくりねぇ〜」

などとマシンガンのように
言葉を浴びる。す、すごいパワーだ。
いつも彼女達のことはニックネームで聞いているので、
「○○ちゃん」「○子ちゃん」「○ー子」とかね、ほんとに学生時代そのままの呼び名なのでご本人達と結びつけるのに一苦労した(笑)

NY在住の3児の母そして現役OL(65才)
一人気ままに絵を描く未亡人画家(65才)
生涯独身、仕事の引き際を考えはじめたキャリアウーマン(65才)
息子と同居をはじめた専業主婦(65才)
夫の介護に毎日忙しいけどたまにゴルフに行っちゃったりする主婦(65才)

などなど、共通点などちっとも見つけられないメンバーなんだが、仲良しグループとはそんなものなのか。(未知の世界)
面白かった。実に。

ヨン様は好きじゃない?と開口一番に聞かれたときは焦りました。ごめんなさい。
藤木直人がね、とか普通に会話に登場する名前ですか?(笑)
2年後に会ったときに痩せているようにって、皆体重を自己申告して紙に書いたりしてましたね。(それまでに何度も会っていっぱい食べるんじゃ・・・)
「ほら、あの店員さん、あなたが好きだった鈴木君に似てるんじゃない?」って皆でいっせいに店員さんのこと見たりね。
本当によく喋るんだけど、いわゆるオバタリアン(古)的なノリじゃないのだ。
これが某お嬢様お坊ちゃま大学出身者の成せる技か?(違)
まんま女学生ノリなんだ。これが。

うーむ。やはり羨ましかった。
死ぬまで付き合える仲良しグループ。
今日は母の学生時代の様子が垣間見られるような時間だった。もしかしたらこの雰囲気も古きよき時代のものなのかな。
それとも、それぞれ家庭や自分の歴史を重ねてきた中年女性同士が無邪気に集うとこういう感じになるのかな。
いずれにしても、漠然と、
「あぁ。こんな風に年取りたいなー」と思ったのは確か。誰か特定の人ではなくて、彼女達皆を見てそう思った。








2004年09月17日(金)
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