日々のあわ
あかり 



 新年です。

事始諸々、こちらに書いてあります。手抜きでごめんなさい。
皆様本年もどうぞよろしくお願いします。

1日は夫の実家へ。
2日は自分の実家へ。

どーん。と正月太りをして帰ってまいりました。ごっつぁんですっ。

美味しい美味しい。母達の手料理は本当に美味しい。
自分のお雑煮も美味しいけど(笑)、彼女達のお雑煮はそれぞれとても美味しく、
芸術品です。

今日は普段あんまり見ないテレビを見たりしていました。
「化粧師−KEWAISHI−」がやってましたね。
映像の美しさに魅入ってしまいました。
大正の頃の文化風俗、本当に素敵です。着物の美しいことったらないですね。
ストーリーはちょっと甘いっていうか、いまいち全て掴みが甘い感じがして物足りなかったのですけど、俳優陣や衣装をぽわんと観ているだけで結構満足した映画でした。
お化粧が、今のメイクとは趣が違うというか、色っぽくて。
メイクセラピーと言われますが、まさにそれで、女達が化粧によってどんどん変わっていく。単純だけど女性とはそういうものなのですよね。
しかもあんな「職人」に素顔を委ねるその行為が色っぽい。女優さん方、演技なのかなんなのか、恍惚とした表情をされています。
私はですね、あき竹城さんにお化粧してあげたらいいのにと思って見ていました。
あき竹城さんの役柄、痛々しいくらいのいじめ役でした。

あぁ。もう明日から仕事が始まります。
早いな。
「飛躍」の予感もなく(暗)、淡々と幕があけた2005年です。
でも芯を強くする一年に、きっとする。それだけは思っています。




2005年01月03日(月)



 納められない。

慌しく日々が流れ、もう大晦日なんですね。
28日に仕事を納めて、掃除・・・といっても夜には元どおりに散らかっているという不毛な気分をただ味わうだけの作業を何気なくしたりして、家に居るよりも通勤している方が沢山本が読めるのよねぇとブツブツ思ったりしていました。

納められそうもないので、ここ1週間くらいのことを思い出してみると。。。

読んだ本。
『いのちの食べ方』森達也
『デットエンドの思い出』よしもとばなな
『海からの贈物』アン・モロウ・リンドバーグ
『パティ・スミス−完全版−』パティ・スミス


後ろの2冊はもう何度も何度も読んでいる本。

近所の友人にいただきもののりんごを届け、代わりにキャベツをひと玉もらった。
友人が出ている「渋さ知らズ」のライブに、私はいかれずJGだけが参戦。
12月が誕生日だった長男、学童のお誕生日カードの質問コーナーに「宝物は?」と質問され、「かぞく」と答えていてちょっと笑ってしまった。
聞こえるほうの耳が痛くてすごく怖い夜を過ごした。
反抗期の次男を叱り付けている顔を鏡でみて愕然とした。
地球のあちこちに散らばっている友人達からクリスマス&ニューイヤーのメッセージが届き温まる。
兄弟揃って新しい自転車用ヘルメットを購入。照れて嫌がる長男を「かっこいい!最高〜」とおだてまくる。結果、嬉々として被ってる。単純最高!
テレビでYUKIさんが歌手で主婦で母なので「スーパー主婦」といっていたけど、私だってかなりのスーパーだとひそかに思ったりした。
別口のファンブログの更新ばっかりしてた。

日々のあれこれを思い出したらきりがないです。
果てしなくどってことない日々。
今年の自分のことは、胸に留めておかなければならないような、忘れてしまいたいような、でも身体は絶対それを忘れない。それが解っているからどこかすーんと冷めている気持ち。

やっぱり納められないです。ちっとも締めくくれないし、来年の抱負もとくにない。
たぶんこんな一年もあってもよろしいわ。きっと。

今年一年、拙い私の日記を読んでいただいた方々、本当にありがとうございました。
明日からもどうぞよろしく。

それぞれの場所で、それぞれのやり方で、それぞれの思いで、新たらしい年を無事にお迎えくださいね。

ではまた。







2004年12月31日(金)
comments
初日 最新 目次 MAIL