ヒビノコト
DiaryINDEX|past|will
えっ。 川上弘美さんの小説「センセイの鞄」が、 ドラマ化されてwowowで16日放送される事を知り、 録画してもらおうと急いで兄の家に電話。 ぎりぎりセーフ。
「センセイの鞄」 年老いたセンセイと教え子であったツキコさんの 大人の恋愛小説、谷崎潤一郎賞を受賞した作品です。
抑制のきいた大人の愛の物語り。 小津安二郎の映画のように静かに淡々と、 二人の恋慕が、はかなく美しく伝わってくるお話であります。
センセイ役に柄本明さん、ツキコ役をキョンキョンが 演じていると知り、余計に見たくなってしまいました。
川上さんの作品って、いつも私を落ち着いた気分にさせてくれる。 ガサツな私もしばしゆらぁ〜り。
あ〜やっぱり、なんか違う。 思った事とちょっと違うなぁ。 昨日の日記を読み返して、ちとがっくし。 心のニュアンスみたいなの言葉に全然出来てないなぁ。 書きたいのに書けない。 そんは事より絵を描けっ!です。 でもちょっと言葉にもしてみたい。 二兎追うもの一兎も得ずです。欲ばりすぎです。 ふぅ〜難儀な性格。
昨日寝る時、お布団の中で、 川上弘美の「ゆっくりさよならをとなえる」を読みました。
あとがきの最後の文章
‘〜そもそもさみしいから文章を書いているのに、 書く事によってますますさみしくなる。難儀です。 でも生きてるから、生きのびてこれたから、 さみしさも感じられるわけです。難儀もまたよろし、ですね。’
ちょびっと救われる。
ふと思ったのです。
贈物。 あ〜いいなぁ〜好き好きこういうの♪ なんてまずは自分がちゃんと気にいって、 相手の人、少しくらいは喜んでくれるかなぁ〜 でも自己満足かもなぁ〜 なんてちょっと迷って考えて、 でも贈りたいって気持がいっぱいになって プレゼントするのがいい。
どうでもいいやぁ---とか、 邪魔くさいなぁ---とかの気持があるなら、 無理して贈らないほうがいい。 その気持まで贈物にくっついていくから。
何事も心を込めてじゃないと、 無意味どころかマイナスになる事もあるなぁ。
そんな事をふと思ったバレンタイン。
バレンタインです。ライブです。
本日14日、夜7時半から、senが「うつくしまふくしま」 というところでライブをします。 急なinformation..スミマセン。。
「うつくしまふくしま」 福島県のアンテナショップ。 お酒もたべものも美味しくて安いので senも私もよく行くお店なのです。
今回は、美味しいもの食べたり飲んだりしながら、 心地よく音楽を聞こうという感じ。 jazzのユニットも参加されるみたいなので、 そちらのほうも楽しみ。
「うつくしまふくしま」 小田急線祖師谷大蔵駅から徒歩5分 東京都世田谷区祖師谷3-36-26 03-3484-7861
2003年02月10日(月) |
ミカンとふぇんで-。 |
「ヒロコちゃん、ふぇんで-が届いた!ふぇんで-が。むちゃ可愛い♪ 仏さんに、くれぐれもよろしく言っといてなぁ。」
仏(あだ名です)が、FENDIの小物入れを人からもらい、 私の母がFENDI好きと知り、もらいもので悪いけど といって母に送ってくれました。
毎年冬になると、母は実家のある瀬戸内海に浮かぶ島、 屋代島に帰り、そこからミカンをあちらこちらに送ります。
私にも送られてくるのですが、さすがにもう飽き飽き。 仏がウチに遊びに来た時、その段ボール箱いっぱいのみかん に目が釘付け。 「美味しそう、食べていい?食べていい?」 と聞くので、どうぞどうぞ、出来るならすべて食べてぇ。
美味しいっ!嘘か真かわかりませんが、何度もそう言ってくれる。 やはり島のミカンを誉めてもらうと嬉しい。
母に評判がいいと言うと、じゃまた送るから、仏さんにもあげて とまた今年もミカンの山が我が家へ。
結局ふぇんで-とミカンの送りあいっこ。 ほのぼのしてて、ちっちゃな幸せ。 一人じぃ〜んとしたミカンの香りの一日なのでした。
今日は、用事があり下北沢へ。 で、NとCHIKOUTEでお茶する。 CHIKOUTE、好きなカフェであります。
平日に一人で本を持って行きたいところ。 いらないものをすべて省いたようなシンプルな空間です。
使い込まれた家具、色彩をおさえたお皿やカップ、 清楚な感じのスタッフさんたち・・
今日は、丸ストーブがあり、ホーローのやかんから 湯気がシュンシュン。 出されたお皿が粉引の白の陶器。 あ〜こんな深い白の陶器が欲しい、今度探してみようと 小さな決意いたしました。
CHICOUTE CAFE http://hello.to/cicoute
仕事の資料探しに図書館へ。 で、また関係のない本借りてしまった。。
「たからものって何ですか?」パロル舎 編・著 伊勢華子
著者が2年間の歳月をへて、22の国と地域、 119人以上の子供たちに「宝物って何ですか」を聞き続け、 子供達の言葉と絵でそれぞれの宝物を綴った本であります。 子供の言葉と絵が可愛い。 「家族」「私の犬」「花」「サッカー」(ダントツに多い) 「ポケモン」「友達とあそぶこと」「ココナッツの木」 「マクドナルドのアイスクリーム」フムフム.. 私がドキッとしたのは、「おひさま」と「ぼく」。 どちらも宝物の範疇越えてて、心揺さぶられた。 宝物と思えることが増えるって、愛おしいものが増えるって、 生きる喜びだなぁとつくづく。
昔、ここでも読むと言ってた 「増量・誰も知らない名言集」著 リリー・フランキー 読み終えました。 あ〜日記に書かなきゃよかった。 Hな本でした。。。 Hでもいろいろですが、ちょっとこれは、 吐きそう?なところもありまして。。 でも、窮地にたたされた時の男の人から出る一瞬の言葉って、 滑稽で情けなくて、笑えました。 ヒトゴトにしてられないかぁ? リリーさんの文章自体が面白くて、電車の中で読んでたら、 ぷっ!と吹き出してしまい、笑いが止まらなくて苦労。 あ〜ただの変人。。 決してお薦めしませんが、なんとな〜くお薦め。微妙。
‘ちむ、久しぶり〜元気?’
高校時代の友人サッキが私のHPを見てメールをくれました。 ‘ちむ’は私の高校時代のあだ名。 友達からも先生からも、そう呼ばれておりました。 単にムチムチしてたからです。。 どうでもいいですね。ハイ。
サッキ、去年の暮れに高校時代の友人に会ったので、 皆の近況報告してくれました。 一人は、再婚して子供が出来て、今その幸せ噛みしめて 子育てに奮闘中。 もう一人は、高校時代、手伝う事をとても嫌がっていた 実家の花屋さん継ぐ決意をして、仕事帰りに花屋さんの勉強。 サッキは、もういちど大学に入り直して、心理学の勉強をするみたい。 皆それぞれに頑張っているなぁ。 私も頑張らなくては。。。 と、それで終わればいいのだけど、弱っちい私は、 彼女達のそれぞれの人生、貴重な人生、その深さを想うと 少し目眩がする。
さすがに15くらいから知っていて、おまけにバレ−部という スポ根の世界を共にしたので、一緒に泣いてバカした仲なので、 一人一人の人生が、私には愛おしく深くそして重い。
自分の事は棚に上げて、一人の人生を見つめて読むという事をしたら 何十万、何百万、何千万のページになるのだなぁ。 その厚みに目眩。
距離も環境もすいぶんと離れてしまい、 私は、その全てを読む事は出来ないけれど、 今度会ったら、数ページだけでも、丁寧に読ませてもらおうと思う。 敬意をもって、その厚みを感じながら。
今日は、仏(あだ名です)とお昼ごはん。 お互い時間がないので、コ1時間。 なのに‘品性とは?’と、ややこしい話しをして 盛り上がってしまいました。 上品とか下品とかじゃなくて、品格のある人のお話。 そういう人って、破れたTシャツ、汚れたジーンズ姿でも、品があるよねぇ、 どう転んでも、その品性は失われない気がするねぇ、 いくら高級ブランド身につけても、届かない品性ってあるよね。 まぁどうでもよいことなのだけど、そんな話しをしてました。
こちらも、どうでもいいことなのですが、 大阪弁で話す人(私を含む)にも 品の良い大阪弁を話す方はいらっしゃいます。 大阪弁=柄が悪いのイメージでありますが。
残念ながら、私は柄悪く大阪弁使ってしまっています。 だって、そのほうが、うけるねんもん。。
このあいだの友人senのライヴ、とろけました。
美しいライブでありました。 ほんのり甘いのだけど、柔らかいのだけど、 どこかに、きっぱりとした強さも感じられました。 senの音楽は、ポンタ君に守られて、すくすく育っていく感じ。 羨ましいっ! 次ぎのライブは、きっともっと好き。
あまり上手く言葉に出来なくて、ライブの感想書きたいなぁと 思いつつ、今日になってしまいました。 結局言葉になってないなぁ、、トホ。
ライブ終わった後、来てた人が 「今度いつやるんですか?どこでやるんですか?」 と必死になってsenに聞いておりました。
|