麻綴り
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2003年02月27日(木) カルタができた!

仕事のない朝。
ネットサーフィンしていたら、それだけで午前中が過ぎてしまいました。出産・育児関係でいろいろ検索をかけて、調べものをしていたんですが……。

  ***

娘が幼稚園から帰宅すると、さっそくカルタ作りのラストスパートに入りました。
はじめはやる気が起こらないようでしたが、泣いても笑っても、約束の期日である発表会は明日。「すごい。もう少しじゃない!」とおだてて励まして、取りかからせました。

いっぺん取りかかってしまうと、調子に乗って、一気に仕上げまで行きました。
夕食前に、読み札をすべて書き上げ、絵札も最後の一枚を書き上げて完成!
ついでにカルタを入れている箱に、千代紙と色紙でラベルを作るところまでできました。
題して「***(娘の名)の おもいで かるた」。
すごい力作です。
「あ」から「ん」まで、46種類の札があります。
言葉も、私が少しアイデアとヒントを貸したりダメ出しはしたものの、いちおうすべて娘が考えました。
絵も、生き生きしたいい絵が描けました。鉛筆の下書きを油性の黒サインペンでなぞり、36色の色鉛筆で塗ってあります。
いや〜、本当に頑張った。

これを明日の発表会に持っていって、お友だちと遊んでみせるようです。

  ***

さて。例によって、娘の寝床から起きてきたところなので……これから仕事をすると、また夜更かしになってしまいそう。明日は、発表会を見に行くので、昼寝は無理だし、ちゃんと寝ておきたいんですが……。

これで来週からF1シーズンが開幕してしまうと、どんな生活になるんだろう……。
当面、金曜日のセッション後のコメント訳のお仕事は、続ける予定ですが。出産後はどうなるのか、今はよくわかりません。新生児と一緒の生活って、どんなだっけ。もう忘れてますが、とにかく寝不足になることだけは確かです。
産後1カ月ていどは産休をいただく予定ですが、その後、仕事をちゃんと再開できるのか? うーむ。どうでしょう。ちょっと不安ですね。


2003年02月26日(水) やっぱり練習不足か……。

というわけで、明け方まで仕事をして、またもや半徹夜状態で1日を過ごすことになってしまいました。

明け方(時刻は不明)、あと少しで訳了というところで挫折して、長座布団の上に倒れて寝てしまったんですけど……寝たとしても、たぶん2時間くらい。こういうことをすると、やっぱりなんとなく身体がだるいですね。

午前中は仕事と、だるさに任せてダラダラしていたのとで、あっという間に過ぎてしまいました。
午後になってから、あわてて少しハープを練習したけれど、思うように弾けなくて大焦り。だって、今日は2週間ぶりのレッスン日。

それなりに練習はしてきたはずなのですが、今回の曲はどうもうまく仕上がりませんでした。右手に和音と装飾音が混じり合って次々に出てくるので、つい混乱してしまうのです。弾きこみが足りないのだとは思いますが。

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案の定、レッスンの場でもうまく弾けなくて、思わず苦笑してしまいました。(笑ってる場合じゃないんですけど……)
“Gilliekrankie”というこの曲、戦争の歌でマーチなのですが、私の演奏は全然勇ましくなくて、弱々しくて。先生にもそう指摘されました。ええ、その通りです!

結局、ヨタヨタしながら弾ききって、この曲はとりあえず終わりになったのでしょうか……。いちおう、次の“Ash Grove”に入りました。コードと、左手の弾き方を教わって帰ってきました。

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教会の集会に出てから、車で帰宅したのですが、娘は集会中からすでに熟睡モード。
今日は、おじいちゃんもおとうさんもおらず、私とおばあちゃんだけだったので、この重い幼児を車から降ろすのも一苦労。とても、3階まで持ち上げることはできませんでした。
おばあちゃんが、なんとか2階まで運んでくれたので、今はとりあえず、長座布団の上に寝かせてあります。
おとうさんが帰宅したら、布団に運んでもらおう……。


2003年02月25日(火) デジカメは楽し。

去年の暮れに、デジカメを買いました。
ずっと欲しかったのだけれど、どれにするか決めかねて長らく手を出せずにいたのですが……思い切って、深く考えずに買いました。CanonのIXY DIGITAL 320というやつ。光学ズームは2倍しかないけれど、ちっちゃくて、ポケットにはいるのがいいところです。

このところ、あちこちのサイトさんで素敵な写真を見る機会が多く、私も写真を撮りたいなぁという気持ちが盛り上がっています。
で、ここ数日、ずっと放置していたデジカメのマニュアルを読んでみたり、デジカメ撮影のコツなどについて、ネットで調べてみたりしていました。

というわけで、今日は、ちょっぴりカメラで遊びました。

自分のハープを撮ってみたり、鉢植えの花をアップで撮ってみたり……。
幼稚園のお迎えにもカメラを持っていって、帰りに娘を撮ってみたりしました。
ポーズをとらせると不自然な写真になるので、鉄棒で遊んだり、花を摘んだりしているところを横から狙って撮ってみました。ちょっとピンぼけ気味だけど、自分としてはけっこう気に入る写真が撮れました。

いつか自分のWebサイトを作ったら、ギャラリーも作ろうかなぁ……などと妄想したりもするのですが。そんな日が、いつか来るんでしょうか……。

  ***

おばあちゃんが、今夜、無事に九州から帰ってきました。
娘は、「プレゼントを作る!」とはりきって、小さな色紙(しきし)に絵を描いてメッセージを入れて、リボンで結んで用意していました。
帰りは10時近かったのですが、しっかり起きていて、直接手渡し……。
なんだか夜更かしの習慣がなかなか直りません。1年生になるまでには、直さないと。

  ***

現在、午前3時すぎですが、仕事に飽きて日記など書いてしまいました。
娘と一緒に少し寝て、それから起き出して徹夜、というパターンが定着しつつあります。早寝早起きにしたいんだけど……。いっぺん寝たら起きられない、と思うと、ついついこんな生活になってしまいます。
あーあ。明日はハープのレッスンだし。昼間寝られないから、ちょっと辛いかも……。


2003年02月24日(月) 別腹。

今日は寒かったですね。雨かと思ったら、一時は雪になっていました。
といっても、まったく出かけなかったので、寒い思いはしませんでしたが。

仕事をして日記を書いて、あとはネットをして……。
お出かけが続いたので、今日はダラダラと過ごしました。

  ***

夕食の支度をしているとき、娘が「おなかへった〜!」と騒いだので、おじいちゃんが冗談で「おなかが減ったの? ***ちゃんは、おなかがいくつあるの?」と訊きました。
そうしたら、娘は間髪入れずに「別腹の小さいのが2つと、本腹(ほんばら)の大きいのがひとつ!」と答えました。
おじいちゃんと私は大笑い。そうか〜、3つお腹があるのか……!

その娘ですが、大好物のとろろご飯をどんぶりに3杯もおかわりして食べ、別腹までいっぱいになったらしく、最後は食卓でウトウトしていました。……というか、かなり熟睡までいってました。
結局、無理やり起こしましたけど。

今はなんとか復活して、カルタ作りをしています。金曜の発表会までに仕上げる約束なので、追い込みで頑張っているところです。絵札はあと4枚という段階まで漕ぎ着けました。もう少しだ……!

  ***

そうそう、娘が話していました。
Yちゃんは、今朝10時に退院したそうです。幼稚園にも昼頃、ちょっと来てくれた、ということでした。
思った以上に早い退院で、本当によかったです!


2003年02月23日(日) ミニライブでお勉強。

教会の礼拝の後、婦人会のミーティングと聖歌隊練習を終えて、急いで銀座に向かいました。
銀座の教文館で、アイルランドフェアが開かれており、そこでアイリッシュのミニライブがあったからです。
演奏は、2時の回と4時の回があり、2時の回を目指していたのですが、少し遅刻して1曲聞き逃してしまいました。それで結局、4時の回も聴くことに……。

出演はレオクというユニットで、フィドルの新堀愛さん、ハープ(イヴ)の木村林太郎さんのおふたりでの演奏でした。4時からの回では、笛(フルートとホイッスル)のハタオさんも入って演奏されてました。

私もイヴユーザーなので、本当に勉強になりました。
このところの私のテーマとして、ハープで他の楽器と合わせるときに、どういうアレンジで弾くか、という課題があって……。今のところまったく手探りの状態なので、今回は目と耳を総動員して、お勉強してきました。特に、2回公演を聴けたので、2回目はメモを取りながら聴いていました。2〜3メートルしかない目の前で弾いていらっしゃるのが見られたので、指の動きもバッチリ見えました。
アルペジオと和音をどう組み合わせるかなど、アレンジに関してまったく無知な私には、とても参考になりました。
特に、ダンスチューンの弾き方が……。とても、理解し切れたとはいえませんが、ひとつわかったのは、やっぱりダンスの知識がないと、踊れるように弾くのは難しい、ということかな……。

  ***

ほとんど立ちっぱなしだったので、かなり疲れました。
帰宅後は、ご飯を作って食べて、入浴して、お雛様を飾って(今頃出しています……また月遅れの4月3日まで飾っておくことになりそう)、あとは布団に直行でした。
10時頃だったけれど、まだ仕事の原稿が来ていなかったので、「ま、いいか……」と、寝てしまいました。

  ***

現在、月曜朝11時前にこれを書いているのですが、結局翌朝になっても原稿は届いていませんでした。どうもメールサーバーか何かのトラブルがあったようです。すぐに再送してもらえたので、ほぼ時間通りに入稿はできましたが。

というわけで、もし23日の午後〜24日朝にかけて、私にメールを送ったという方がいましたら、ご連絡ください。届かなかったメールがあるかもしれませんので……。


2003年02月22日(土) 通しリハ。

ハープクラブの日でした。
公民館祭りまで、あと一週間。今日が本番前の最後の全体練習です。

昨日、一昨日と練習ができなかったので、ちょっと不安になりながら、公民館へ。
曲ごとのアンサンブル練習では、やっぱりあちこちミスが出ました。いかにミスを目立たせないようにカバーするか、ということに集中してたりして……。

最後の30分間は通しリハで、出番ではない他のメンバーたちを前にして、本番さながらの演奏練習をしました。
やっぱりミスが……。

Carolan's Concerto は人数も多いので、時々左手が抜けても、右手だけはちゃんと弾けるように気をつけました。左手は……ときどきどこかへ行ってしまいます。でも、フロアハープの人たちが低音部をしっかり弾いてくれているので、伴奏はそっちにお任せです。

Hewlett は、メロディを弾く人が限られているので、右手をとちると目立ってしまいます。易しい曲で、しかも易しいアレンジにして、かなり弾きこんでいるので、それほど大変ではないはずなのですが――時によっては指が引っかかるので、気をつけないと……。

Carolan's Quarrel with the Landlady と Sheebeg and Sheemore のセットは、プロのNさん、5年以上のキャリアを持つMさん、そして私という、3人の演奏です。私は足をひっぱる係。まだハープを始めて1年しかたってない初心者なんですから(言い訳)。
あまり迷惑をかけないように、シンプルなアレンジで、ミスタッチをしないようにと思っていますが……でも、やっぱり今日も間違えました。

やれやれ。これで来週は本番だなんて。不安です。
でも、演奏は夕方で、あまりお客さんはいないそうなので、気楽に演奏を楽しめたらいいなと思います。

  ***

クラブから帰宅してお昼を食べた後は、なんだか疲れて、そのまま昼寝に突入。
ここ2日間、外出が続いたし、寝不足も続いたし……。身体が休息を求めていたようです。午後じゅう、ひたすら寝ていました。

  ***

夕食の後、娘がYちゃんにお手紙を書いていました。

「Yちゃんへ
 Yちゃん、だいじょうぶだった?
 みんなしんぱいしてたよ。
 そして、おいのりしてたよ。
 げんきになってねって おかあさんがいってたよ。
 わたしは心がYちゃんのことで、いっぱいになっちゃったよ。
 Yちゃんもさみしかった?
 わたしもさみしかったよ。
 また、Yちゃんのえがおをみせてね。
       ***より」

下に女の子の顔を描いて、吹き出しの中に「はやくげんきになってね。」と書き込んでいました。
さっそく封筒に入れて、宛名も自分で書いて、出す準備もできました。明日、ポストに入れに行くことにします。


2003年02月21日(金) Yちゃんが……!

娘の幼稚園のお友だち、Yちゃん。
生まれつき呼吸に障害がある女の子で、喉に通した管から呼吸しています。娘と同じ年長さんです。

今日の昼前、幼稚園から緊急連絡網がまわってきました。「Yちゃんが、管がとれてしまって病院に運ばれたんだけど、危ない状況で……ほかのお子さんたちは、すぐに帰宅することになったので、お迎えに行ってください」

Yちゃん……!
昨日もお迎えの時に一緒になって、お話ししたばかりだったのに。
口からほとんど息が出ないので、はっきり声は出せないのだけれど、かすかに囁くような話し方で話していて「ああ、ずいぶん聞き取りやすくなってきたなぁ、よかったなぁ」と思ったところだったのです。
どうして? どうして? 何があったの?
疑問と心配で頭をぐるぐるさせながら、慌てて幼稚園へ向かいました。

結局、どうして管がとれてしまったのかはわからないということでした。外で遊んでいて、苦しくなってお部屋に戻ってこようとしたらしく、部屋のちかくまでたどり着いたところで、先生の顔を見てそのまま倒れてしまったようです。そのときにはもう、管はとれていたということです。
管がとれると呼吸ができません。どれくらい呼吸が止まっていたのか、先生たちにもわからないそうです。すぐに救急車はきてくれたということですが。

  ***

幼稚園で娘をひきとり、今日は3時過ぎからスイミングなので、それまでの時間を過ごすために、近くのグリーンセンターへ行きました。
娘はYちゃんをとても心配して、「もう5回くらいお祈りしたよ」と言っていましたが、やはり子どもなのでちょっぴり論点がずれていて、「Yちゃんが死んじゃったらどうしよう……4人しかいない年長さんがひとり減っちゃうよ」などと言っていました。

グリーンセンターで温室などを見て、梅の花を見ながらお弁当を食べて(今日から娘は2段弁当です)、園内のミニ鉄道に乗って、遊具広場で遊んで……。
青空のもと、元気に遊び回る娘を見ながら、私はずっとYちゃんのことばかり考えていました。

3時過ぎに、スイミングのために園に戻ってみると、娘の担任の2人の先生方が病院から戻っていらしていました。
Yちゃんは、呼吸が戻って、まだ朦朧としながらも、先生たちがわかったようだ、ということでした。
よかった……。
それをきいて、涙が出そうになるほど嬉しかった。
あとは、後遺症があまりないことを、今後の回復がいいことを祈るのみです。

  ***

というわけで、大変な一日でした。
スイミングの後、買い物を終えて帰宅したときには、もう日は暮れていました。
そういえば寝不足だったこともあって、帰宅後はグッタリしてしまいました。
でも、Yちゃんが助かってよかった。そのことだけでもう、ホッとして……。

人のいのちって、大切ですね。
子どもを持つといっそう、そう思うけれど。
生きてるってことは、あたりまえのことではないんだなぁ。生かされているんだなぁ――などと、改めて考えさせられました。


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