翠の日記

2010年10月04日(月) 終わったもの色々

『戦国BASARA』
 最初の頃、幸村が精神的によろよろしてましたが、最後には元気になって良かった良かった。筆頭はさらに逞しくなって、磨きがかかってよろしいんじゃないでしょうか。
 個人的には毛利も結構好き。美味しいのは長宗我部だと思うなぁ。深夜枠で退場した家康が成長して再登場したときにはびっくりした; あ、生きてたんだ。そうだよね…徳川だもんね;
 
『裏切りは僕の名前を知っている』
 ルゼを出して終わりって…。もうちょっと、もうちょっと…
 ところで、戦いの始まりは平安時代なのに、どうして天白様とレイガの戦闘服は直衣姿じゃないのかしら…。まぁ洋服の方が戦いやすいってのはわかるんだけどね。「○○の書」はいったいいつどこから降ってきたのかしら?
 謎の多い話だった。

『世紀末オカルト学院』
 笑いと真面目さとほろり涙加減がちょうどよい話で、毎回面白かったです。

『会長はメイド様!』
 一応みさきが恋心を自覚した?っぽい場所までやってくれたんですが、せっかく幼馴染が出てきたのでもうひと波乱欲しかった〜!
 しかも、あのED、身分違いの恋のアレコレまでやると思わせておいて…肩すかしをくらってしまった;

『黒執事2』
 主人公アロイスとクロードじゃなかったんだ…。どこまでも可哀想なアロイス。坊ちゃんの人気はハンパなかったってことなんでしょうか?最終回はもう続きは作りません!という宣言を聞いた気がしましたよ;



 さてさて、まだ『オオカミさんと七人の仲間たち』の半分と、『HOTD』丸々はまだ見てません。面白そうなものほど先延ばしで後からになってしまいます。



2010年09月30日(木) 9月読了の本

『緑金書房午睡譚』篠田真由美
 地味な高校生が主人公なのですが、もう少しなんとか…一歩足りない話でした。謎を残し過ぎているし、シリーズものにするにしても、もう少しなんとか…∞

『晩夏のプレイボール』あさのあつこ
 野球がまつわる話の短編集です。一番好きなのは、プロ野球選手の兄とそんな兄に憧れた弟の話。大人になってから振り返ってる話ですが、兄さんそれはもっと早く言ってほしかったよというエピソードがあって、じたばたします。

『グラウンドの空』あさのあつこ
 『晩夏のプレイボール』の中から切り出した話…だと思うけど気のせいかな?ピッチャーのいない野球部と、ピッチャーの才能がありながら学校に行けなくなった中学生の話。野球より少年対少年、大人対少年の心の交流が主な話でした。

『閉ざされて』篠田真由美
 うつうつとした主人公の一人称なので、他人にはお勧めできない本でした。
 母親(美女)と似てると言われてるのに、なぜこんなにも自分の容姿を醜いと連呼するのか、その理由がわからなかったので、もやもやしながら読んでいましたが、最終章でようやくわかり、そこからはわりとスッキリとした気持ちで読めました。

『SOSの猿』伊坂幸太郎
 最後になるまで展開が読めませんでした。この、先の読めない感がクセになるのかしら?
 キャラは五十嵐さんが好きです。現実に側にいたら嫌いだろうけど、二次元だと好き…そんな人です。…あれ?キャラはみんな良いのにあまり面白くないと思うって??話が好みじゃないってことか?



2010年09月29日(水) 『君に届け』 『BECK』

 漫画原作の映画をはしごしました。
 メインは『君届』で、一番行きやすい場所が新宿だったのでそこで時間を調整します。朝イチの回になったので、休みなのに満員の山の手に乗るのかと思ってがっくりしましたが、9時を過ぎたらガラッと空くんですね。座れたのでびっくりしました。
 新宿ピカデリー初めて?なので、地図で確認して紀伊国屋の裏と覚えたのですが、紀伊国屋が閉まってる…通り抜けできないので、伊勢丹まで行ってから迂回したら…わからない場所に出てしまい、おかしい、駅から徒歩5分の場所で迷ってる私です。
 ようやくたどり着いて、チケットを発行します。昨夜のうちにオンライン購入しておいたので、並ばなくて良いから楽々です。世の中本当に便利になりました。遅れると返金きかないので、そこが難なんですけれどね。

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『君に届け』
 原作は読んでいないのですが、深夜アニメを観ていたので話は知っていました。
 女子は本当にキャストが良かった。特にクルミは「アニメの中の人!?」と思ったくらい声が可愛くて…びっくりした。
 一番好きなのはトイレのシーンです。ここアニメでも泣きながら観ましたが、映画で観てもやっぱり泣けました。
 あとは、春馬のPVだったということでしょうか。『ブラッディマンデイ』を主に観ていたので、こんなに笑ってる春馬を観たのは初めてです。綺麗な子が綺麗に笑ってると本当に癒されます。
 映像加工してスクリーンセーバーにしたいけれど、会社PCでそれをやったら、仕事できないよ;

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『BECK』
 これ、深夜アニメで挫折したので、悩んでいたんですが、水嶋ヒロが俳優から足を洗うというので、観ておかなくちゃ!と思いました(笑) 皆旬の俳優なんだけれど、アップで並ぶと本当に顔だけなら水嶋ヒロが際立ってると認識しました。
 恋愛シーンは、コユキは可愛いし、真帆も邪魔しないし、何気に義人がまっとうで可哀想だったし面白かったです。恋愛パーツで一番ポイント高いのは新体操部の彼女か!あのこすごい存在感。真帆より好きです。
 バンドのシーンは、楽器のわからない私でも十分楽しめました。一生懸命がんばってる千葉とコユキが可愛かったです。(ふたりともvocalじゃ;ついつい視点がvocalに…)いや、コユキはギター練習してたもん!ダメ出しくらってたけど;
 フェスのシーンは本当に良かったです。BECKは千葉がいないとやっぱりダメだよね。象徴シーンが突然現れて、走り出す千葉につい笑っちゃった。

 コユキの歌は…うーん。あれは仕方ないと思うんだけど、それにしては多用しすぎかな。真帆が気づくのと、メンバーが気づくのと、フェスのラスト3回で十分じゃないかと。コユキの歌がなくちゃ話進まないとはいっても、シーンとしては入れなくても良いよね。
 それにしても、竜介ってとんでもない約束取り付けてくるは、途中で逃げ出すは、本当に傍迷惑な…あれで音楽がなかったら(それで、水嶋ヒロじゃなかったら)、さようならされてそうだ。
 才能って、人間性を求めないもんね。

 ところで、新宿ピカデリーって良いですね。『BECK』を観たスクリーンは超狭いはずなのに、幅いっぱいにスクリーンを取ってあるので、観ていてそんなに小さく感じない。ちゃんと映画館で観た!と思えました。
 最近のシネコンは皆こんな感じなのかしら?



2010年09月26日(日) 『エリザベート』(9/25 17:30開演分)

 友人が最前列を引き当ててくれたので、とてもよく見えました。根っからキラキラヒラヒラが大好きなので、衣装を観ているだけで楽しかったです。
 私が観たのは朝海エリザベート、城田トート、伊礼ルドルフ、杜ゾフィーの回でした。杜さんは1月の『キャバレー』以来です。
 宝塚発のミュージカルだと思っていたのですが、後で調べて翻訳ものだという事実に驚きました。翻訳にありがちな字余りがほとんど感じられなかった。訳された方に拍手!

 肝心のエリザベートには共感できなかったのですが…、むしろ皇帝の苦悩の方が理解できました。あんな我がままいっぱいの娘を好きになったがために、ハプスブルク家まっさかさまです。
 「お義母様か私か選んで!」って、それ皇帝に言っちゃダメだろう。
 劇中に何度も「皇后の務めは〜」という歌が流れるんですが、はじめは大変なところに来ちゃったねと同情的だったのが、エリザベートのあまりの義務放棄っぷりに腹が立ってきて、だんだん皇太后の肩を持ちたくなってきます。

 闇の帝王トート様はそれはそれは美しくて!闇に浮かびあがるプラチナの輝き…本当に人外の美しさです。…それでいて、持ち歌はROCKって?ちょっとナゾな帝王様なんですけど(笑)
 
 好きなのは皇帝とエリザベートのシーンと、トートとルドルフ(子ルド含む)のシーンでした。
 皇帝が何事においても一番素晴らしくて、若いころから年配まで、自然に年を重ねていくのが本当にすごい。
 トート様が孤独な子ルドの前に突然現れるシーンは可愛らしいし、青年ルドとの歌の掛け合いも観ていて楽しかった。

 友人曰く、顔面偏差値の高い回だったということもあって、とても満足でした。
 終演後にどこに寄るでもなく、劇場前で立ち話してたんですが(あまりの長話で劇場の電気まで消えた;)、他のキャストの話を聞いたら色々観てみたくなりました。…連れと機会があったら、くらいの気持ちで。 



2010年09月25日(土) 『さくら色〜オカンの嫁入り』

 紀伊国屋サザンシアターは久しぶりです。直通で新南口に行ける通路が出来てて、人ごみの中を歩くことないので、とっても便利になりましたね。
 今日は夕方も予定が入っているので、はじめに友人と昼食を取りつつ近況報告します。返すDVD忘れたりしたけど、借りるものはしっかり借りましたよ!

 開演から日が経っているためか、劇場内の花はかなり残念な状態になってました。アツ宛のものはFANからの小ぶりなものがひとつ。『愛と青春の宝塚』で共演した方からオカン役の方への花があるのを横目にみつつ…次の『〜宝塚』のオサムくんは今日のハチ役の子なので、まぁ仕方ないか…と。

 パンフレットを見せてもらうと、なぜか一番先頭にアツの頁があります。そういえば、キャストの名前順もアツが一番?ナゼ?
 観て納得しました。たぶん映画が母娘を全面に押し出してるので、違った切り口にしたのでしょう。
 あくまで展開は「オカンの嫁入り」で、陽子と月子の母娘の絆とかも感じるんですが、月子が動くきっかけは、すべて研二のエピソードが響いてるから、研二の方が重く感じるんですよね。
 母娘のエピソードは心温めてくれるんですが、研二のは沈みます。深々と沈んでいって、浮上できそうにないくらいです。そんな過去を抱えながら、現在の本人は笑って生きているから余計にずーんとくるわけです。

 研二とオカンの出会いとか、研二と祖父の店の話とか、祖父の死後の話とか、ぼろぼろ泣きながら観てました。ぎゃ〜ハンカチ用意しておくんだった、でも、この状況でファスナー開けて取りだすのはできない!というありさまです;

 映画…研二は桐谷くんなんだよね。どうなってるんだろうと気になったりしたけど、絶対TVでやるだろうから、これは待ちますよ〜。


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