ミドルエイジのビジネスマン
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2010年12月05日(日) |
エナジー水ミニプラント開発 |
柳田ファームを訪問。 エナジー水の個人用ミニプラントを開発中とのことだ。近々商品化されるそうなので、詳しく書けないが、これまでの、試行錯誤の成果が集大成されようとしているのだ。ぜひ一台欲しいなあと思う。ただ、これが普及していくかどうかは別次元の問題だ。自分自身が病気であったり、体調不良であったり、農業者でエナジー水に関心のある人たちには大歓迎されること間違いなしだと思うが、普通の人々にその良さを理解してもらうのは大変だ。
話しているうちに、微生物バランスの話になり、善玉3、悪玉1、日和見6の割合で混在しているとのことだった。 会社組織でも利益に貢献するのは2、足を引っ張るのが2、適当にやっている人が6と言われているのとよく似ている。 人の心も善の心が3で悪の心が1となっているとの話が出て、全くの善人でなくても仕方ないという言い方をしたら、仕方がないのではなくて、邪心が1必ずあるのだという。消極的にあっても仕方がないという見方ではなく、邪悪な心があるのが当然だ、むしろ、そのほうが自然なのだというところに、目を開かされた思いがした。
好天に恵まれた週末、土曜日は畑を見廻ってミズナと小松菜を多少収穫。2個しかないキャベツはゆっくりと成長している。やっと結球し、その玉が少しずつ大きくなってきて、直径10センチくらいにになった。DVDを借りてきて夜はカウチポテト族をやった。
日曜日は、朝、布団を干した後、自転車で25キロ走り、帰ってからビールとテレビ。何もまとまったことはしなかったが、大きな懸案を抱えていないときの週末は気楽だ。
家庭菜園の秋冬物の野菜を不耕起栽培で試している。無理して耕さなくてもいいというのであれば、面倒くさくないので、大根、キャベツ、小松菜、ミズナ、カブ、ニンジンを植えた。それから、来年の初夏、ビールのお供用にタマネギと、ラッキョウも植えてある。
トマトやナスの収穫後に根を引き抜かず、そのままにしておけば、分解されて空洞化した部分(根穴)が空気のトンネルになって土の通気性が良くなるので、鍬でわざわざ耕して、土を上下をひっくり返して微生物バランスを崩してしまうのはもったいないという考え方のようだ。
中には、草取りをしなくてもいいとか、堆肥さえも不要だと言う人もいて、いろいろな考え方があるらしい。本当にそんなに簡単ならば、日本中の畑があっという間に不耕起栽培になるはずなのだが、そうなっていないのは何故なのだろう。おそらく、自然に近い環境の中で人に有益な野菜が優先的に育つようにするためには、微妙なバランスを保った管理が必要なのだろう。買って読んだ本の中でも、組み合わせにより翌年植えると育ちが悪くなるリストがあり、制約が多く、面倒なことこの上ない。
まあ、耕さなければならないというプレッシャーから開放されて、多くの種類の野菜を植えることが出来たのだから、それだけでも意義はあったのかもしれない。来春のことは、また来年考えることにしよう。
参考文献:家庭菜園の不耕起栽培 水口文夫 農文協
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