ミドルエイジのビジネスマン
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2011年10月30日(日) |
クーパーMINIクラブマン |
BMW勘助の法定点検の代車に、なんとまだ100キロしか走っていない「クーパーMINIクラブマン」という車がやってきた。左手の小指に3本の釘が刺さったままなので、薬指に固定して曲がらないようにしてから、少しだけハンドルを握ってみた。 車内は想像していたより遥かに広い。多分十分なヘッドクリアランスと広い窓が開放感を高めているのに違いない。クラブマンという車種はツーリングワゴンのタイプなので、後部座席を倒して、運転席との間の隙間をクッションで埋めれば、何とか大人が車内で寝られる位のスペースが確保できる。
こんな洒落た車なら、どこに停めて車中で寝ていても、怪しい者と疑われることはないだろう。
先週、整形外科の専門病院で手術を受けた。手を切り開くのかと思ったら、掌の外側から薬指の骨まで2本の釘を貫通させて固定、さらに指の根元を手の甲に固定させるために、もう1本打って小一時間で手術は完了した。
腕に部分麻酔をかけたので、左腕は重く、半日の間は手の平が開いているのか閉じているのか感覚もなかった。その夜は痛みで何度も目が覚め、戦国武将が戦で弓矢を3本も受けたら、こんな痛さだろうかと想像したりした。
ところが、先生のいわく、「まあ、ピアスのようなもので、刺さったままの状態なら、それほど痛くはない。」とのこと。確かに、日が経つに連れて左手の自由度が増してくるのを実感している。最初の日は三角巾で吊るしていたのに、今ではネットになり、包帯もしていない。
それにしても、ひと月も自転車に乗れないのは痛い。最高のサイクリングシーズンを棒に振ることになるなあ。
2011年10月02日(日) |
自転車で転倒、小指骨折とエグザエル |
朝方どんよりと曇っていたので朝日を見に行く気分になれず、その運動不足分を街中で、と思ったのが運の尽き、ロードバイクでスターバックスに行った帰り道に、信号もない小さな交差点で乗用車とぶつかりそうになり転倒、左手の小指の付け根が骨折し、脱臼してしまった。先生が戻そうとしてくれたが、すぐ外れてしまうので手術になるという。小指と薬指の先端が1センチほど開いたままだ。とりあえず、指を固定して痛み止めの薬をもらってきた。
何をするにも右手だけでは億劫なので漫然とテレビを見ていると、エグザエルが今日の昼間に、南三陸町で行ったライブを放映していた。地元の鹿踊り、太鼓集団やよさこいグループとのコラボレーション、そして彼らの「道」という曲を卒業式で歌ったという中学生達とステージの上でもう一度一緒に歌うパフォーマンスなど地元の人たちを立てる、とても良い内容だった。
「自分が歌うことで被災者の方々に勇気を与えたい」などと、取ってつけたような屁理屈を並べる歌手に比べたら、実行することへの本気度やどう行動することが本当に人を力づけるのかということを考える力において数段格が上だ。蛇足になるが、インタビューの質問を受けて答えるそれぞれのメンバーの日本語もきちんとしているのが好ましかった。
幼児からお婆さんまで集まった南三陸町の人たちも、スーパースターのエグザエルが、家も財産も全部流され、設備も整っていない自分たちの町に本当に来てくれて、地元の人たちと一緒にライブを実現したことを、本当にありがたいと思ったに違いない。
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