「間違ってます。」
2002年08月20日(火)
四日目
8:00にチェックアウト。
雨まじりの嫌なお天気。 二十間道路牧場案内所へ。 このあたりの牧場を見学するには、まずここを訪ねないといけないそうで。 お目当てはローゼンカバリーのいるレックススタッドだったのですが、残念ながら見学は中止。 いや、実を言うと、あまり残念ではありませんでした。 と言うのも、私はよく知らなかったんですけど、この牧場見学、あくまで牧場の人たちの好意で見せてもらえるんだそうで。 つまり、観光スポットじゃないんだそうです。 案内所でいただいた印刷物には牧場見学九箇条なるものが書いてあったのですが、あえてこうして明記してあるということは、そういうことをやってしまう見学者がいるということで。 牧場で働いている人たちの気苦労をお察しします、というのが素直な感想でした。 (昨日の社台スタリオンステーションでも、歩きタバコのポイ捨てやっているカメラおじさんがいたしなぁ) 人様が働いているところに、観光気分でずかずか踏み入るのは望むところじゃないですしね。 正直、中止でよかったです。 さて、車は帯広へ移動。 目指すはジンギスカンの店白樺。 途中コンビニへ。と思ったら、御三方の目当ては、このコンビニに隣接しているソフトクリームスタンドでした。 日高ソフトクリームという看板がぶら下がっているこのお店、N氏曰く 「今まで食った中で一番美味かった」 とのこと。 旦那様のバニラソフトをふたくちいただきました。 うん、深い。あまり甘くなくて、後からくるお味。 確かにおいしかったです。 が、この寒空にひとつ食べる気にはなれませんでした(TT) さて、ジンギスカンだ!と、朝から何も食べずに白樺にたどり着いたのは 13:30 が・・・ 臨時休業中でした(TT) 空腹を抱えたまま、六花亭の本店へ。 兄貴に頼まれたストロベリーチョコレートを送る手続きを済ませ、 オレンジクリームエクレアとレアチーズケーキを購入。 車内で食う!と意気込んで店を出ようとすると、マスターTが 「ピザが食べたい」と言い出す。 ので、二階の喫茶室(?)へ。 ちなみにここでは店内でケーキが食べられます。 そうとわかっていればケーキ買わなかったのに(TT) ここでお茶飲みながら食べたのに(TT) でも、エクレア美味しかったから、いーや。 本日の宿泊は、十勝のフンベHOFおおくま。 蟹三昧(^▽^) おいしゅうございました(−人−) 追記: 宿のご主人が言っていたのですが、今年の北海道は冷夏だそうで、 ハーベスターのお野菜の味にいまいち不満が残ったのは、そのあたりにも理由があったのだろうか?と思った次第であります。
2002年08月19日(月)
三日目
本日お馬さんデー。
天気はどんより曇り空。 先ずは早来の社台スタリオンステーションにグラスワンダーを見に行きました。 一頭ごとに柵が分けられていて、見学ができるようになっています。 最初にトウカイテイオーにご挨拶。同行の御三方はそろって競馬好き。 が、にわか競馬ファン(ファンでもないか・・・)の私はこの馬の現役時代を知りません。 お目当てはグラスワンダーのみなので、ひたすら栗毛を捜します。 トウカイテイオーの向こうに栗毛が一頭見えました。が、遠い(TT) でも三倍ズームで写真撮りまくり。顔が見えないー(TT) メジロマックイーンは真っ白でした。 アドマイヤベガはかっちょよかったです。 足を進めていくと、プレートにグラスワンダーの文字が。 ・・・こっちにいたか! 再び写真を撮る私。割と近くで見られました。 が、やっぱり顔は撮れなかったです。 グラスワンダーの顔が好きなのよ。 デビューしたばかりのころは、目のまわりの隈(?)もなくて、 本当にかわいい顔をしていたので。 ちなみに最初にグラスワンダーと間違えたのは、アグネスタキオンでした。 土産物屋の並びのレストランで朝食。 BLTサンド、おいしかったです。 テレビがあってオグリキャップのビデオを流していました。 ビデオのナレーションで 「オグリキャップは勝ち続けなければ、人に愛されないことを知っていた。 彼は人の愛を失わないために、勝たなければならなかった」 みたいなことを言っていたのですが、 私は勝手にオグリキャップという馬に対して、 「頭の良い、人をくったところのある、したたかな馬」 というイメージを作っていたので、ちょっと違和感でした。 お土産物屋でジャングルポケットのTシャツを購入。 旦那様はマンハッタンカフェのTシャツを買っていました。 帰り際に 「サンデーサイレンス見たかったですねー」 「無理だよ、療養中じゃん」 「あー、そーでしたー」 などと会話をしつつ。 馬車に乗りたい、と我侭をたれて、ノーザンホースパークへ。 乗馬の体験レッスンは時間がなくてできなかったのですが、 ひき馬に乗れました(^^) 乗せてもらった馬は将軍という名前でした。 ちょっとかっくいい馬でした。 五分ほどのコースなのですが、これが思っていたより結構揺れました。 降りたときには内腿がちょっと痛くなっていました。 体験レッスンできなくてよかったのかも(^^;) その後、一通り厩舎見学。 私は知らない馬ばかりだったのですが、御三方は 「あ、XXXXXXだ。こいつには世話になった(勝たせてもらった)よー!」 「おぉ、XXXXXX、こんなところにいたのかー!」 と、至極楽しそうでした。 マニア向け(?)なスポットかもしれません。 時間切れで馬車には乗れませんでしたが、楽しかったです。 そして車は新冠へ。 優駿スタリオンステーションへ。 オグリキャップを遠目に見て、御三方はここで昼食。 私はおなかが空いていなかったので、パス。 ここでサンデーサイレンスの訃報を聞きました。 (ここのレストラン、近所のおじさんたちの溜まり場になってました) 私たちが社台スタリオンステーションに居た頃か、 そこを後にしてまもなく、彼は逝ったようでした。 心より、ご冥福をお祈りします。 オグリキャップは私がはじめて見た競馬のレースで勝った馬です。 テレビで見た、彼の引退レース。 それまで競馬に興味らしい興味もなかったのですが、 それでも心に残るレースでした。 翌日、親戚のおばさんがクリスマスプレゼントを買ってくれるというので、 オグリキャップのぬいぐるみをねだったのを覚えています。 食事の後、出発しようとしていると、観光バスに乗った団体さんがやってきました。 彼等が「関係者以外立ち入り禁止」と書かれた看板の向こうに行くのを指をくわえて見ていたところ、スタッフの人が「ツアーの人の後ろで邪魔にならないようにしていてくれるなら」と中に入れてくれました。 うれしい、スタッフの人、ありがとう。 で、近くでオグリキャップを見ることができました。 葦毛の怪物は、真っ白なお爺ちゃんになっていました。 大満足の後、レ・コードの湯へ。 ここの露天風呂からは、馬と海が見えます。 目がいい人にはお勧め。 (私、目が悪いからさー(TT)) 宿泊は静内のウェリントンホテル。 夕飯はホテルの人に教えてもらったお店、えりも亭。 生姜が大丈夫な人は、ここでつぶ焼きを注文すべし! 特に関東地区で食べるつぶ貝がつぶ貝標準の人はびっくりすること間違いなし。 (うちら全員びっくりしました) ちなみに、魚介その他は焼き物と天ぷらがあるんですが、焼き物のほうをお勧めします。 おいしゅうございました、ごちそうさまでした(−人−)
2002年08月18日(日)
二日目
8:30
チェックアウト。 8:00のはずだったんですけどね、寝過ごしました、はい。 皆、ごめんなんしょ。 道南食堂で朝食。 なんかもー胃がもたれているし、朝食べなくてもいいかなー、 などと思っていたのですが、焼き魚の香ばしい匂いに惨敗。 ごはんと塩びき(鮭)とほうれん草のおひたしをいただく。 さて、この道南食堂。椎名誠の小説(エッセイ?)にも出てくる、割と有名どころ。 店内にはところ狭しと有名人の写真が貼られています。 芸能人の写真と並んで、割と目立つのが騎手の方々。 スポーツ選手もちらほら見えるのですが、新庄投手って誰よ? 食事の後、朝市内で実家に蟹を発送したのですが、 店が多すぎて、どこから送ったらいいのか皆目見当がつきません。 ツアー客が押し寄せた店に紛れ込んで、発送終了。 おいしいのに当たっていますように(−人−) 車は太平洋沿いをひた走り、昼前に八雲のケンタッキーハーベスターに到着。 到着したはいいけど、ぜんぜんお腹すいてません(TT) とりあえず、ハーブ園やら養鶏所を散策。 養鶏所には番犬コーギーが三頭。 遊んでもらおうと思ったら、この三頭やたらテンションが低い。 犬小屋に「夜番犬として働いているので、昼は寝ています」みたいなことが書かれていたけれど、 犬たちの名前と一緒に書かれている年齢が平均十三歳(T▽T) 犬の寿命って、十歳くらいじゃなかったっけ?コーギーって他より長生きなの? つーか、引退させてやれよ、ご老体じゃないのさ。 さて、ここでのメインは旦那様お勧めのサラダバイキング。 グリルチキンを食べたのだが、フライドチキンにしておけばよかったと思ったりしたり。 サラダバイキングは旦那様イチオシのポテトサラダも、 N氏が言っていたゆでたまごもなかったです(TT) お野菜は瑞々しく、来た甲斐はありました。 濃厚な野菜の味がしたかというと、まあ、ノーコメント。 体調も万全じゃなかったので。 昼食を終えて、車は一路登別へ。 マスターTが何を思ったか 「くまー、くまー」 と騒ぎ出したので、一行は登別くま牧場へ。 途中、雨が降り出す。 そぼ降る雨の中、ロープーウェイに乗り込む。 くまのショーは三歳の熊のび太君ががんばってました。 あひるのレースも楽しかったです。 くま牧場では、くまがいっぱいいる所を見下ろすことができます。 くまのおやつが百円で売っていて、これを熊たちに与えることができるのですが、 いざえさを投げようとすると、くまたちが手をあげて 「俺にくれ!」 とアピールします。 その仕草がなんとも愛嬌あふれていて、もーたまんないのですが、 そこで、その中であえて一頭を選び、 その熊と目をあわせて「お前にやるぞ!」と視線で訴えると、 「よしきた!」と熊がやはり視線で応えます。 そしておやつを投げると、くまはみごとにおやつを口キャッチします。 なにげに、くまとコミュニケーションができたようでうれしかったりします。 が、つくづく考えるに、人間よりもよっぽど大きくて強い動物が、 そうして媚を売る姿は、結構、物悲しかったりします。 悲喜こもごもな、くま牧場でした。 さて、登別といえば温泉。 温泉のあるホテルは、場所によっては宿泊客じゃなくても、 温泉だけ使わせてくれたりします。が、目当てにしていたホテルの温泉が、 時間切れ(三時までだった)で入れず、途方にくれたりして。 あきらめかけたところ、立ち寄りOKの看板を見出し、 ホテル ゆもと登別へ。ひと風呂浴びる。 湯船も洗い場も広々としていて、くつろぎ度120% 硫黄泉がたまらんですー(T▽T) いいお湯でした、ごちそうさまでした(−人−) 更に移動し、宿は苫小牧ニューステーションホテル。 夕飯をとるために駅周辺を散策するも、めぼしい店が無い。 雨にぬれつつ、結局ホテルに戻って夕飯。 ホテルの設備はよかったです。お勧め。
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