「間違ってます。」
2002年12月26日(木)
妊婦さんの憂鬱 その2:くさいんです
妊婦さんになると以前より鼻が利くようになります。
マジで。 妊娠とは関係ないんじゃん?と思われるかもしれませんが、先輩ママさん方から聞き及ぶところによれば、やはり嗅覚が敏感になった、と。 マジで、マジで。 しかしなんででしょうね。理由はわかってないみたいです。謎。 で、これが何の役に立つかと考えるに、やはり謎。 まあ、傷んでいる食べ物はすぐわかりますがね。 つわり中なんかは余計ににおいが鼻について、しんどさ倍増。あんまり役に立たないような… いくら考えてもよくわからないので謎は一旦棚上げしまして。 実際問題、いままで気にもしなかった場所がくさい。 あいかわらず週中はビジネスホテルに滞在しているのですが、 ホテルの廊下がかびくさい。 トイレが水くさい。 出社すれば出社したで 給湯室の前を通ればぞうきんくさい。 トイレがやっぱり水くさい。 食堂から戻れば服に染み付いた食べ物のにおいが鼻につく。 人ごみに入れば、香水、香料、体臭の三連コンボ。 あげくのはて、布団に入れば自分がくさい(TT) (↑風呂に入るのもしんどくて朝シャワーで済ませていた時期があって、その頃の話です。今は寝る前にお風呂入っているから大丈夫です…) とまれ、世の中は思いの外悪臭に満ちていることが判明。 人によっては「目がいい」「耳がいい」という人がいるのだから、人より嗅覚が鋭い人もいるだろうなと思うと、同情の念を禁じ得なかったりするのです。
2002年12月25日(水)
妊婦さんの憂鬱 その1:食べたいんです
14日に産院に行き、定期検診なるものを初体験。
妊娠前の体重を自己申告し、当日産院にて体重を量ったところ、プラス1.6キロ。 で、センセーの一言。 「この時期は体重が減っているくらいじゃないとダメですよ」 と。 ダメですよって言われたってさ…… 最初の自己申告で端数切捨てちゃったのは自分が悪いんだけど、服を着たまま(それも冬物)体重量ってさ、そりゃさ1キロくらいは増えるわさ。 結局センセーからはおせち禁止令がでちゃったんですが。 実は妊娠してから知ったのですが、今時の妊娠出産事情では 「体重は増えすぎたらダメ。しっかり体重管理をしてより安全な出産に望みましょう」 というのが主流らしい。だいたい平均体重の人で、最終的にはプラス8キロくらいでおさえるのが理想らしい。 それを知ったときの私の心中は 「なにーーーーーーーーーっ!」 の一言につきます。 だってさ、楽しみにしてたのよ。 「妊婦さんだから堂々と太れる!」 って考えていたからさ。 安定期に入ったらごはんがすごくおいしいよ♪なんて聞いていたから、 「そっかー、おいしーのかー。で、ふたりぶーん♪とか言いながらばくばく食えちゃうんだな。うふふふふ♪」 ってさ、本当に楽しみにしてたのよ。それなのに…… 昔は 「おなかの子の分も食べなさい、それ食べなさい、やれ食べなさい」 っていきおいだったのにね。 生まれてくる時代を間違えたって、本気で思いました。
2002年12月24日(火)
喪中
ここに書いていいものかどうかと悩んだのだが、結局書くことにした。
今月十三日、親父殿が逝った。 十四日に通夜、十五日に告別式を済ませた。 私は忌引きをとり、先日まで実家にいた。 倒れてから三ヶ月近く、とうとう生きて集中治療室を出ることがなかった。 先月には肝臓の機能が停止しており、もはや万に一つの望みもなかった。 意識のあるうちに見舞いに行き、おそらくこれで最後だろうと覚悟もしていた。 親父殿のことをあれこれ書いたらきりがないし、まとめようもない。 ただ、ここしばらく更新がなかったことへの説明として、報告までに。 次回より、また可もなく不可もない、軽い調子の日記に戻ります。
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