セピア色の思ひ出

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2002年11月29日(金) **御前様**

バイトが延び、御前様になってしまった。

日本料理屋。

私は座敷係という役目。
レストランでいうウェイトレスの仕事なのだけど、
着物を着て料理を運んだり、お酒をおつぎする。
そして、店内は全室座敷なのだが、仕事がないときは座敷の隅で正座をしていなくてはならない。
でも、お客様に勧められた場合、料理やお酒が少し口にできる。
(私はお酒はあまり飲まないけれど)
お客さまによっては沢山食べ物を勧めてくれ、たらふく食べられることも…
(*注:怪しいお店ではありません)

昨日私が付いたお部屋は二部屋。
最初の部屋は、会社は分からないけど、これまた皆様大会社の上役ばかり、六人。
(基本的にこのお店は年収一千万以上の方が多く見える)

そしてそこにいらした一番偉そうな方がこうおっしゃっていた。
「年収二千万以上だと浮気ができて、
 三千万だと愛人が作れる。
 そして四千万円だとカコエル。」
と。

う〜ん・・・浮気するのと愛人を作るのは何が違うのかよく分からなかったし、
カコエルの意味もはっきりと掴めていない私(汗)
でも、なんだかうなずいてた。
というか、お金がある人はみんな浮気してる、みたいなニュアンスがあって、
チョットこわい言葉だなぁと苦笑い。

しかし、いい年の男性はお酒が入るとすごい。
内容の殆どは仕事のことだけれど、下ネタと駄洒落が出るわ出るわ。
しかも、たまに話を振られると、ホント参ってしまう(+o+)

ワタシハシモネタ、ダメナノネェ。

最初の部屋のお客様が帰られた後は、
常連さんらしきどこかの会社の会長さんと、その部下二名、というお部屋へ。
この会長さん、気難しい方で、こちらはもう辟易でした(トホホ)

けれど、フグ雑炊とボージョレ・ヌーボーがいただけ、
ワインはよくわからないけど、雑炊は美味しかったo(^^o)(o^^)o

会長さん(推定50歳)はまず、自分の身に付けている装飾品の自慢話から始めた。
次は二十歳下の奥さんと生後四ヶ月の娘の自慢。
とにかく、自慢話。
う〜ん、とにかくずっと苦笑いを浮かべてしまいました。私。

そして、「浮気は男の甲斐性」と言うけれど、
この会長さんも、ご家族を大切にしていそうな割には、
女遊びの話もかなりしていた。
まったく、男ってぇやつは。としみじみ感じちゃった。
そして、なんだか悲しくなった。

今日のバイトの結論:
世の中、愛が一番!金より愛だ!という人は
お金持ち、または出世頭との結婚はやめましょう…。




2002年11月27日(水) **睡眠の心得**

昨日はバイトから帰宅したのが23時。
そのあと、なんだかんだで就寝が25時半になってしまい、
五時間半くらいしか眠れなかった。

私の適正睡眠時間は八時間半。
ん〜。よって、今日はかなり眠たげな自分。

一般的には、人間は1.5時間の倍数の睡眠時間が一番いいと言われているけれど
でも実際はそんなこともないらしく、適正睡眠時間は人によって様々。

昔は、六時間睡眠がいいと聞いてそれを信じ、実行していたけど
結局自分の体内時計には合わなかった。

三〜四時間睡眠でも平気というナポレオンばりのタフな人もいれば、
かの有名な天才物理学者、アインシュタインは十時間眠らなければ
翌日普通に生活することができなかったという。

睡眠って、本当に大事だ。脳の働きは睡眠によって支配されているかのよう。

そう言えば私の知る有名な学者達は、皆、規則正しい生活を送っている。
例えば、サイエンス雑誌「Newton」の編集長である東大名誉教授の竹内 均氏は、
21時に就寝、早朝4時起床、という生活リズムを小学生の頃から崩したことがないという。
彼は現在八十歳を超えられているから、70年近く同じ生活を営んできた。
その規則正しい生活が脳に好影響をもたらしたのだろうか。
事実、彼は地球物理学において、一つの歴史を築いてこられた。

だとしたら、私も規則正しい生活を是非実践したい!
…と意気込むものの、現代人にはムツカシイことのように感じられてしまう。

何かを犠牲にしないと(アルバイトだったり、アルバイトだったり、アルバイトだったり)規則正しい生活は中々実践できないカナァ…


2002年11月26日(火) **ショ〜ックな一日**

トイレで、便器の中に、ピルを一粒落としました………


学校で、私は度々トイレの個室でピルを飲んじゃってます。
なんだか普通に飲むのは、微妙に恥じらいを含みますゆえ(照)
でも、ついに今日、恐れていたことがおこってしまった…!Σ( ̄ロ ̄lll)

今日一日、どうもぼ〜っとしていた私。そのせいかとっても厄日。

学校の図書館で館外持ち出し禁止の本を閲覧し、その後何を思ったか自分のバックにそれを入れて帰ろうとしてしまいました―(T_T)→ 
すると、図書館を出る際、出口のところでビービーと音が鳴り響き、(書物を無断持ち出ししようとすると、警告音が鳴るシステムなのです)カウンターのおじさんに謝って、恥ずかしいのなんの。

チョットしょんぼりo( _ _ )o

しかも今日は偶然私の時間割の授業が全て休講になっており…
それを一つも知らず、朝一に学校へ出向いた私。

ん〜しっかりしようね、自分!o(・_・)○☆



2002年11月25日(月) **初仕事**

日本料理屋さんでのアルバイト初日(/--)/
仕事場でニューフェイスの私としては、やや恐縮気味にお仕事をして参りました。

仕事内容は主にお客様にお料理をお出しすることなのだけど…
必要とあらば、お酒をおつぎしたり。
面接の時から驚いていたのだけど、そこはかなり高級なお店のようで。
予約されているお客様は、取引先との接待だとか、社長さんどうしの食事会だとか、弁護士さんの集団だとか…
ちょっと最初の想像とかけ離れて…というか、私の住んでいる一般階級とは全く次元の違うようなお客様が見えられるので、初日から緊張しっぱなしの私でした…。

正直、仕事で着物がきられるという軽い考えで始めてしまったのだけど、
ええぃ!もうやってしまえ!というわけで、明日も行ってまいります(-∧-)ナムー


2002年11月24日(日) **日曜日のお約束**

日曜の夕刻は、「笑点」「ちびまる子ちゃん」「サザエさん」の三本柱はかかせない。
それは、小学生の頃からの習慣で。

この三本の番組に共通して言えるのは、「笑い」がある、ということ。
そして、どことなく懐かしさを感じることができる。

「笑点」
放送開始当時からほぼ変わらないメンバー達。
幼い頃から、彼らには笑わされ、時には考えさせられ、寄席の素晴らしさを学ばせていただいてきた。(実際には生の寄席は一度しか行ったことがないけれど(汗))
そして、普段寄席に行くことができない人たちでも、日曜の夕刻、テレビのスイッチをぽっちと押すと誰でも見ることができる。
生の雰囲気を体験することはできなくても、日本の伝統を少しでも感じられる。

生の寄席、見に行ってみようかな?


「ちびまる子ちゃん」&「サザエさん」
この両者は、一昔前の日本を感じさせてくれる。
女性が社会進出することがまだ当たり前ではなかった時代。
だから、まるちゃんのお母さんも、サザエさんも家事を専門とする。
核家族でもなく、大家族。

私の実家も、母は働いていたけれど、祖父母と一緒に暮らしていたから、あの雰囲気がちょっと分かる。(小さい頃は曾祖父母も存命だった)
今日、まるちゃんが友蔵(?)さんと一緒に寝たように、私も祖母とよく一緒に寝ていた。
私が一歳の頃に灼熱のお風呂に落ちて大火傷を負った時、最初に駆け付けて私を助けてくれたのは、曽祖母だった。

家族はみんな繋がってる。
ちびまる子ちゃんと、サザエさんは、東京で二人暮しをしている妹と私に、そんな家族の温かさを、笑いと一緒に届けてくれる。
私はこれからも、そんな温かさを求めてこの番組を見ていく。

大学出たら、実家に戻ろうかな?




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