凡事徹底
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図書館で読んだ「日経エンタテイメント」にて、「KinKi Kids」の文字を発見しました。 作詞家のsatomiさん、作曲家の…(名前失念^^;)えー、方の記事でした。 ずっと泣かず飛ばずだったこのタッグが脚光を浴び、ブレイクしたのはKinKi Kidsのアルバム曲として1曲、収録が決まったことがはじまりだったそうです。 つまり、KinKiのスタッフが彼らを見出したからだったそうです。
で、すごいな、思った彼(作曲者)の一言は以下。
「KinKi Kidsのスタッフは実に優秀で、時々無茶な要求もしてくるが、売れるためのノウハウはそこでかなり学ばせてもらった」
…なんかこぉ、身震いするくらいに感動したんですよ。 スタッフが優秀。かっこええー。そうだったのか。 もちろん真ん中にいるふたりも相当優秀だぞ。へっへっへ。
なんか自分が褒められるよりもこーゆー記事のほうがうれしかったりするんですよねぇ。変な人ですが。われながら。 そっかキンキがきっかけかー。そっかそっか。
…で。そのアルバム曲ってなんでしたっけ^^;。(←あらら)
■ワタクシゴト
退職しました。
いろいろありました。
徐々にですが、自分の立場も客観的に把握できてきました。
後味は最悪ですが^^;、肩の荷は下りました。
…なんてことを打ちながら、今、ふとパソコン横の観葉植物(パキラ)に目をやったら、なんと全体的にくったりとしおれてました。 下のほうの葉っぱなんて常緑樹のはずなのに紅葉してました。
あわてて鉢ごと水道まで持っていき、じゅわーっと水をあげました。 かなり水を入れても下からなかなか染み出してこない。ほんとカラッカラに乾いていた模様。
そう考えてみるといつ以来水をあげてないんだろう? 思い出せないくらいに水をあげてなかった^^;。 よく枯れなかったなぁ。ほんと生命力スゴいよパキラ。
下のほうの葉っぱはパラパラと落ちました。 黄色くなった葉を外しつつ思いました。 そう、気づいていないわけじゃなかった。自分はずっと見ていたんです。この黄色くなった葉っぱを。
朦朧とパソコンを打ちながら、視界の片隅にあるパキラは常に見えてました。「ああ、黄色いな」と思いながら黙々ととパソコンを打ち続けてました。 「見ていた」「知っていた」だけでした。ただそれだけ。
木全体がこんなにもしおれていることすら気づかず、黄色い葉っぱが何を意味しているのかなんて考えもしなかった自分。 怖いな、って思いました。
いったいこの数ヶ月の自分ってどんなだったんだろう? 振り返るのも怖くなってきました…。 取り返しのつかないところまで行かなくて本当によかった。
なんて打っているうちに、パキラが徐々に生気を取り戻してます(笑)。 つえぇー。パキラほんっとにつえぇー^^;。
私もパキラの生命力にあやからねば。
■さらに深いワタクシゴト〜癒しはいろんなとこにある
本日の出来事。 仕事を片付けて(正確には「押し戻して」)退社しました。 入社以来、私の悩みを全部聞いてくれて、ものすごく心配してくれた先輩に「いろいろありますが無事足抜けしました」の報告をしに伺いまして。 その後は、明るい時間に自由になれるのって何ヶ月ぶりかなぁ…とか思いながら、ふらふら街をさまよったわけです。 老舗の喫茶店のチーズケーキを久々に食してみたり。 (組み合わせがウインナコーヒーだったもんで、濃すぎて途中で胸焼けを起こした^^;) 先述のとおり、図書館に行ってみたり。ペットショップに行ってみたり。 ああ、あと新しい就職先(ブライダル関係の企業です)が経営するバリ島の家具屋さんとか。
で。 いろーんなものに癒されて帰ってまいりました。
たとえば、バリ島の家具屋さん。 コダワリの品揃え、という感じで非常に楽しく拝見しました。 「1週間後には『ウチの会社の店』ってことになるのか…」とか思うと多少見る目も厳しくなったりもしましたが(笑)。 でもなんか、空気がまーるい感じで。 店員さんもおだやかな雰囲気で。 非常によかったです。
で、ぐるぐる巡回しておりましたら。 店員さんに「もしよければバリ島のコーヒーを飲んでいかれませんか?」と。 これから入社するというのに、あまり顔が割れちゃいけないか?思いつつも思わず「ありがとうございます」と^^;いただいてしまいました。
さらに「もしよろしければ」と、アンケート用紙まで渡されてしまいました。さすがに焦りましたが(笑)結局「ここに入社するんです」なんてことも言い出せぬまま全項目を埋めてしまいました^^;。じゅ、住所と名前まで…。 よかったのかな。ま、いっか(汗)。
いやー。コーヒーおいしかった。 「コーヒー豆をろ過せずお湯に入れるだけ」というものでしたが。 とてもまろやかな味わいでした。 こぉ、グダグダに疲れきった心の隅々まで染み渡りました。 店員さんの笑顔もよかったなぁ。 私もああいう「癒し」を与えられる存在になっていきたいなぁ。
で、次にペットショップ(ホームセンターの片隅)。 売り場の片隅に柵で囲われたスペースがあって、何頭かの犬がいて。 まずぱっと目に飛び込んできたのが、こちらに背中(というかお尻)を向けて寂しそうに遠くを見ている大型犬(おそらく老犬)。
犬種はわからないんですが、超細面で、もこもこの長い純白毛で、あちこちプードル見たいに刈り取られている犬でした。 正直そういう犬はあまり好きではないんですが^^;(基本は和犬、しかも雑種系が好き)そのあまりの寂しい背中についそのケージに近づいてしまいました。
ぱっ!と顔をこちらに向けられました。むっちゃほそながーい顔で、その頭もピンクの紙?で何箇所もくりっと束ねられていて、いやほんと、正直ぜんっぜん好きじゃないタイプの犬で(笑)。
でもその「かまって」オーラに負けてしまいました。
本当はなでちゃいけなかったんですが、柵の間から突っ込まれた鼻の頭とかちょんちょんつついているうち、妙に愛情がわいてしまいまして。 しまいには実家の犬を撫でるがごとく「よーしよーしよーし(声には出さずに)」とノドの下とか。 また気持ちよさそうな顔で。ええ。
で、あまり長居もできぬ、とその手を離したら、ほんと、笑っちゃうくらいに「え!?うそでしょ!?」って表情であわてられまして(笑)。 その表情は全犬種共通なんでしょうかね。「あ、うちの実家の犬と一諸じゃん」思った次第(笑)。
で、改めて「そっか。どんな姿かたちでも犬は犬なんだな…」と。
改めて彼の全身を見ました。まぁるく刈り取られたお尻とか、ぽんぽんみたいな尻尾とか。「なぜピンク?」な髪飾りとか。 ほんと、改めて考えてみてもやっぱり好きじゃない種類のわんちゃんなんですが。 でもそれは、決して彼が望んでその姿になったわけではないんだな、と。
そう考えていくと、この姿かたち自体もひょっとしたら人間が作り上げちゃったものだったのかな?なんて思ったりもするんですよ。ひょっとしたら原種は、もっと足が短かったかもしれない。逆にもっと大型だったかもしれない。 でも、人間の愛玩動物としてここにいる彼らは、多少なりとも「人間に好まれるように」交配を繰り返してきてるはずで。
姿かたちだけで判断していた自分がなんだかちょっと恥ずかしくなりまして。 そのわんちゃんにも申し訳ない気持ちになったのです。
いかにも高級風情な姿の犬に、ウチ(実家)の雑種とおんなじ表情で見つめられてみて初めて、そんなことをイロイロ思ってしまった次第です。
で、ナマズコーナーでまた人懐っこそうなナマズと見つめ合ってしまいまして。 こっちに来ようとして水槽のガラスに顔をおしつけるんですよ。そのたびに「ぷに」「ぷに」ってクチビルが。 かわいいなぁ、思いながらふと値段を見たら2万いくら、とかついてて。 相変わらず水槽の壁にぷにぷにと顔をおしつけてるナマズくんは、果たして自分にいくらの値段がついてるのかわかってんのかなぁ…その前に自分が「売り物」であることなんて知らないんだろうなぁ…なんて。
…すいません。時間があるとどうもクダラんことばかりを延々と考える癖がありまして。 「久々に再発したぞ」思いました(笑)。 でも今までそういうことを考える暇さえなかったんだな…と思うと、なんだろう。「息を吹き返した」とか思ったのであります。 自分が選んだ道だったとはいえ、本当に息が詰まりそうな日々だったもんで。
これからは。 もっとおだやかに。 がんばります。
…ああ。なんかねー。寒い^^;。ぞくぞくする。 いっくら部屋をあっためても寒い。というか、さっきから肩のあたりがぱんぱんに痛い^^;。 ひとふゆで必ず2〜3度大風邪をひく自分が今回は奇跡的にも風邪をクリアーしていたんですが。 ここにきて急激に免疫力まで衰えた模様^^;。 気ぃ緩んだんだなー…ほんと、お疲れ>自分。
なべ
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