ビー玉日記
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2006年04月29日(土)  情けは人のためならず

金曜の夕方、外出先から直帰で実家に帰った。
美容院行くことも考えてたけど、
結膜炎でコンタクトが使えず目が見えない状態では不便なので断念。
7月はじめの踊りの勉強会が終わるまでは髪伸ばすか……。

祝日が土曜日というのは「もったいない」と思う。
日曜だったら振り替えで月曜日休みなのにね。

昨日の夜、母とスーパーで夕食の買い物をした。
北海道のにしんがおいしそうだったので、買ってみた。
包丁でお腹を切ったら、なんと子持ちだった。
それを見た時に、思わず「申し訳ない」と心の中で手を合わせた。
人間はこうやって植物や動物の恩恵を受けて生きているのです。
食物連鎖の図で言えばとりあえず今は人間は何かに食べられるということから免れているけど、彼らはこうして身を捧げている。
普段魚さばいたりしないからそういうことに無頓着だった。
たとえば羊とか牛や鶏の屠殺を残酷だと言うことは簡単だけれど、
実際のところ私たちはその過程を経た肉を食べているということを
忘れちゃいけないんだと思った。
食べることはある意味残酷なこととわかって
日々感謝しなくちゃなあ。
あ、にしんは塩焼きに、卵は煮付けて全ていただきました。
(繊細な子どもだったら普通食べられなくなるところだろうけど、
そのあたりはドライな私。)
ごちそう様です。

母は一人暮らしの職場の女の子たちに
時々作った料理を持って行ってあげるのだそうです。
野菜不足だったりするから。
私は年上の方々から親切にしていただく機会が比較的多いのだけど、
それは両親がそうやって誰かに何かをしていることの恩恵なのだと思う。
もしかしたら両親だけじゃなく、そのまた親の世代とか更にずっと昔のご先祖様だったりとかがしてきたことかもしれない。
感謝感謝。ありがとうございます。
すぐそういうこと忘れちゃうんだけど、
時々ちゃんと思い出して感謝しないとダメだな。
……なんてことを考えた実家滞在の休暇でした。


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