ビー玉日記
きのう  もくじ  あした

2006年05月29日(月)  英語のイロハ

「ラストエンペラー」でイギリス人家庭教師・ジョンストンが英語を教える場面。
最初の一言が、「This is a pen」だった。
衝撃だった。
中国でも英語は「This is a pen」からはじめるのか。
次は「This is a boy」。
確かにどっちも中学の教科書にあった気がする。

これって万国共通?
日本でも今もそう?

でも考えてみたら、現実に「これはペンです」なんて言うチャンスってあまりないような。
例えば、ペンに見えない変わった形のものとかがあったとして、
それを指して言うんならあるかもしれないけど。
普通、「見りゃわかるだろう!」って話だよね。
女の子っぽい男の子を指して「男の子です」と言う方がもう少し実用的だ。

……ドラマの内容とはまったく関係ないことだけど!


ところで、ちょっと笑っちゃったシーン。
ジョンストンの影響でワルツにはまった溥儀が、
中国の服だと雰囲気が出ないと思ったのか、突然、
「洋服をもってこい」
と部下に命令する。
すると、それに衝撃を受けたじいやが中国人の先生にあわてて報告に行く。
「大変です。陛下がご維新なさるそうです」
「な、何だと?」
「洋服をお召しになるとおっしゃっています」
「皇帝が洋服などけしからん。もってのほかだ」

皇帝ともなると、洋服を着ると言っただけで維新だとか言われちゃうんですねえ。


My追加

mail    home    bbs

Design by shie*DeliEro