ビー玉日記
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2006年05月30日(火)  紫禁城のコメディ

やばい。はまってます。
毎晩1話の「ラストエンペラー」。

ついに洋服を着た皇帝は、洋服に弁髪と帽子はイケてないことに気付いて、
自ら弁髪を切ることにした。
弁髪は日本の侍のチョンマゲと同じ。
いわば彼ら満洲族の象徴。
大騒ぎです。
「親から授かったお体ですぞ!」
先生が驚いて止めに入ります。
皇帝の命令に背けない宦官たちは「陛下」と口で止めることしかできません。
かまわず髪を断ち切った皇帝に、一同涙を流します。
その光景は、終戦の玉音放送を聞く日本人のシーンに近い。
急を聞いて駆けつけた母親たち(前の皇帝の奥さんたち)も「これでは清朝再興はできません」と嘆き悲しむ。

ごめんなさい。笑ってしまいました。
時代も民族も思考も違うとは言え、今の世の中から見ればかなりおかしい。
今で言えばピアスの穴を開けるのに強硬反対する親の前で自ら穴を開けてしまった息子、みたいな感じなんだろうけど。
皆さん、泣きすぎです。
しかもこのシーンにはオチがあって、いつものように皇帝を叱ったり止めたりする役割で呼ばれた気弱な父親のことで新事実発覚。
「どうしたらいいの?」とこの世の終わりとばかりに泣き崩れる母親連合と、
画面中央でカメラを見上げて肩をすくめる皇帝。
CMです。

……これがホームコメディ@紫禁城。

その後。紫禁城に電話を導入。
城の外に出られないし外に知り合いがいるわけでもないのに?
と思ったら。
いたずら電話はじめちゃった。
やることは誰でも同じね。


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