裕からは毎日電話があった。
くるみには、一緒に住むからと、ウィークリーマンションを借りさせ
実際には、裕は元カノの家に転がり込んでいる事。
ゆいには、公衆電話に毎日出勤させて、援交させてる事。
そんな事を自慢気に語る裕に、ほとほと嫌気がした。
一方、私は
ひとつの問題を片付けていた。
武史。
どうしても、彼の不潔さが気になって…。
私は、裕の店で仲良くなったリカに頼んで、調べてもらった。
すると、リカはとんでもない情報をもって来た。
それは言い換えれば
他のお客とエッチしたそのままで私とエッチしたって事?
歯も全然磨いてないらしい。
ううん、見れば分かる。
武史の歯は、歯垢で真黄色。
私は、気分が悪くなって
「裕がいなくなったんだから、これからは堂々としてれるね。」
ってそんな風に言ってくる武史に別れを告げた。
武史は
特に何も言わずに
別れに応じた。
この時は…。
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