ある日、私は裕の元々の店の店長に呼ばれた。
「奢ってあげるから来て。」
店長は店が潰れた後、裕と同じ店に配属された。
でも店長は蔑むような周りの目も克服して頑張ってた。
店に行くと案の定裕の事を聞かれて
「裕がどこにいるか知ってる?」
って。
でも、私は決して裕の居場所を言わなかった。
その後は店長のイロコイが始まった。
「前からみぃの事好きだった。」
そう言えば私が裕の居場所を吐くとでも思った?
そんなに甘く見ないでよ。
話を聞けばリカも店長からイロコイを使われていて
「付き合ってほしい。」
そんな風に言われていた。
でもリカは思いも寄らない事を言った。
「私は絶対イロコイだけどさ
みぃちゃんは本命だと思う。
店長、前の店の頃からみぃちゃんの扱い違ったもん。」
そんな世界。
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