きまぐれがき
目次|past|will
Nステのオープニングに「グルジアで無血クーデター」との テロップが流れる。 そういえば議会選挙の結果をめぐって、かなり混乱している とかの記事をネットのニュースで見かけたばかりだ。
シュワルナゼ大統領は、グルジアの大統領としてよりも 旧ソ連の外相としての馴染みのほうが断然深かったような 気がする。彼はドイツへの亡命を拒否しているらしい。
グルジアというと..... まず思い浮かぶのがプーシキンの詩「歌うな、美しい女(ひと) よ」だ。 http://www.geocities.co.jp/Bookend-Ango/9392/poem.htm
この詩にラフマニノフが曲をつけた歌曲を、いい加減な ロシア語でだったと思うけれど母がよく歌っていたので、 うんと子供だった私は、負けずに日本語訳を朗読していた。 お陰でーー異国の生活と遠い岸辺をーーのプーシキンの詩 そのままが私の頭に刷り込まれたのか、私にとって異国は というと、真っ先に浮かぶのがグルジアだ。
それと武田百合子の『犬が星見た』で描かれたトビリシの町 や行き交う人たち。
いつかTVで見たグルジアの人形劇では、終幕に自ら身体に 火を放ち消えていってしまった人形がいた。 あれはどんな物語だったのだろう。
この国の行方は......ここにも米の軍隊が介在しているの だよね。
|