きまぐれがき
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2003年11月24日(月) グルジア

Nステのオープニングに「グルジアで無血クーデター」との
テロップが流れる。
そういえば議会選挙の結果をめぐって、かなり混乱している
とかの記事をネットのニュースで見かけたばかりだ。

シュワルナゼ大統領は、グルジアの大統領としてよりも
旧ソ連の外相としての馴染みのほうが断然深かったような
気がする。彼はドイツへの亡命を拒否しているらしい。

グルジアというと.....
まず思い浮かぶのがプーシキンの詩「歌うな、美しい女(ひと)
よ」だ。
 http://www.geocities.co.jp/Bookend-Ango/9392/poem.htm

この詩にラフマニノフが曲をつけた歌曲を、いい加減な
ロシア語でだったと思うけれど母がよく歌っていたので、
うんと子供だった私は、負けずに日本語訳を朗読していた。
お陰でーー異国の生活と遠い岸辺をーーのプーシキンの詩
そのままが私の頭に刷り込まれたのか、私にとって異国は
というと、真っ先に浮かぶのがグルジアだ。

それと武田百合子の『犬が星見た』で描かれたトビリシの町
や行き交う人たち。

いつかTVで見たグルジアの人形劇では、終幕に自ら身体に
火を放ち消えていってしまった人形がいた。
あれはどんな物語だったのだろう。

この国の行方は......ここにも米の軍隊が介在しているの
だよね。



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