きまぐれがき
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2004年02月23日(月) ラブ・アクチュアリー

昨日は、「ラブ・アクチュアリー」にビリー・ボブ・ソーントンが
出演している、しかも米大統領役だというので見に行ってきた。

ビリー・ボブ、なんだかやけにスッキリしたお姿で。
ノーブルな雰囲気さえかもし出して。
訪問先の英国でアルカイックスマイルまでたたえて、小ぶりのソファー
のアーム部分にもたれるように足を組んで座っている姿など、超大国の
ゆとりなのでしょうか、一応大統領に見えてくるから不思議。

しかし見ているうちに、ホワイトハウスに帰ってアメリカントラディショナル
な高級ソファーにふんぞり返ったとたん、スプリングで弾き飛ば
されてしまいそうな軽さ、さらに言えば資質の軽さが見てとれる大統領で。
これがまたいいんだ〜ビリー・ボブ。

そしてこの映画での予期せぬ拾いものは、メガネが似合うロドリゴ・
サントロというはじめて見る俳優。
メガネに騙されてはいけない、メガネをはずしたらどぉってことない
のでは?の予想に反して、メガネなしでもいけるじゃん!
このロドリゴ。オリビエ・マルティネスに次いで、まばたきしても
こすっても消えてくれない目の前に浮かんだ黒い点(飛蚊症なの〜。。)
のように、気になりだしたら止まらないラテン野郎となりそうな気配。

それとコリン・ファース演じる作家の南仏の別荘は、私の理想に近い
住み家だ。
豊かな自然と表現すれば美しいが、雑草が生え放題、雑木は伸び放題
で手入れが行き届いているとはいえない庭に、こじんまりと造られた
家屋。室内のとっ散らかった様子など、整然としたところがまるでなく、
すべて私好みで居心地よさげ。

「決して広くはないのだけれど、自然がいっぱいで」と、謙遜していた
○実のフランスの別荘もこんな感じなのだろうか。

帰りに寄ったデパートでは、ジャケットを脱ぎノースリーブで歩きまわっ
たせいか、今朝起きたら喉が痛い。車の中もクーラーかけたしなぁ。
2月に気温20度では体温調節が狂うのだ。
夜は春の嵐といえるのかすさまじい荒れ模様。
雷も鳴り響き、犬たちはおびえて私にしがみつき離れなかった。



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