きまぐれがき
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今年こそは京都で花見だ、勝持寺に行くぞぉと、思えば 辻邦生の「西行花伝」を読んでからずぅっと吠えているの だから10年近くにもなるのか.....
未だに実現しないのは、桜の咲く時を選ぶかのように決ま って体調をくずしてしまうからなのだが、今年はかえすが えすも惜しいことをしたものだ。
体調は最悪だったけれど、前回の日記に書いたようにせっ かく京都に行きながら、今が盛りと咲き誇る桜を見かけた のは結局タクシーの中からだけだったのだから。
K美ちゃんからは、「有名所の桜はひと通り見ることができ ました。京都まで来たカイがありました。。。。。」 さらに「この冬は人麻呂さんで逢いましょう」と訳のわから ない方には謎めいているメールが届き、そこには私に逢えた ことを喜ぶ言葉は一切なかったというのが、ちと釈然としな かったのでありますが(笑)
「体調万全にととのえておくよ、ダンナにも人麻呂さんを見せ ておあげ」と、これまた訳のわからない方には皆目解らない だろう返信をして、K美ちゃんが年末に帰国して逢えるのを、 もう今から楽しみに待っているけなげな私。
その後K美ちゃんから、京都を経つ時に投函したらしい分厚い お手紙が届いた。 嵩山堂はし本で買い求めたという和紙の便箋には、達筆で愛に あふれたお言葉がつらつらとしたためられていて、不肖私「釈然 としない」なんて思った己が心を恥じたのであった。
これからひと眠りして(ただいま深夜2時19分、お風呂に入って マニキュアもしなくちゃ)本日は、たぷろうさんに触発されて私 も気になってきた小栗旬の舞台を観に行くのだ。 共演者のさ○まは、どうにもこうにもイヤだけど、台本があるの だから、役を演じるのだから、さ○まが、さ○までないことを期待 して。 まだ眩暈感が残っているけれど行ってしまおう。
「人麻呂さん」については、4月5日付けの日記を読んで いただければ、あっ!そう!と思われるのではと。
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