きまぐれがき
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2004年10月14日(木) |
その時代に生きた若者 |
前回の日記で、岡田准一と小栗旬でクーデターは成功するのか、歴史 を歪めてしまいそうな二人の配役〜 なんていうことに気を揉んだりして、 書き忘れてしまったことがあった。
その日(10月11日)のニュースの「遣唐使の墓誌発見」は、クーデター の立役者である鎌足や中大兄皇子とほぼ同じ時代を生きたある一人の 若者が、遣唐使として唐に渡りかの地で生涯を終えるまでを伝えていた。
この若者はどうやら阿部仲麻呂と一緒に派遣されたらしい。19歳だった。 亡くなったのは36歳というから17年を唐で過したことになる。 発見された墓誌の銘文から、若者が優秀で努力家で勉学に励み、比類 のない礼儀正しさで朝廷に仕え活躍をし、その死は皇帝をも落胆させ 惜しまれたことがうかがわれるが、望郷の思いはどれほどであっただろ うか。
「体はこの地に埋葬されたが、魂は故郷に帰るにちがいない」と刻まれ た一節に、うっすらと涙がにじむ。
サッカーのオマーン戦、ちょうど今勝ったぞ!! お!宮本のインタビュー! 険しい顔して、笑ってよ。 ややっ!笑ってくれたのね。 これで、心地よい眠りにはいれそう。。。。。。。。
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